この問題はウエルシアホールディングスの子会社であるコクミンにおいて、薬機法で禁止されている管理薬剤師の複数店舗での勤務があったと報じられたもの。コクミンは「管理薬剤師が所定の薬局以外において薬事業務を行っていた」ことを認め、公式に謝罪している。
この問題に関して日薬会長の岩月進氏は、「原因と対策でいえば、源流は薬剤師が不足していること」との考えを示し、「これから、たぶん地元の厚生局などから薬事監視が入って人員の確保ができているかどうかを確認されると思う」と予測した。
岩月会長は「新幹線の運転手が不足しているのに増発にするか」と例え、管理薬剤師がいないということは実地管理ができていないということだとし、「あり得ないこと」だと言及。「要するに人員が不足しているもかかわらず営業を続けていたということ」であるとし、「企業体質がどうなのかと問われている。そこは猛烈に反省していただかないといけない」と述べた。
前回の薬機法改正、エリアマネジャーは「指示権限ないと整理された」岩月会長
大規模チェーンにおけるガバナンスの問題は薬機法改正でもテーマとなっていきた問題。今回の件ではエリアマネジャーが不正を指示していたと報じられていることに対して、岩月会長は、「前回の薬機法改正で(大型チェーンに配備されている)エリアマネジャーは役員と現場の橋渡し役であると整理がされた。本来は指示をする権限はないはず。報道の通りだとすればそういうことを含めた企業体制(が問われる)」と話した。