声掛け強化キャンペーンは10月から12月末日まで実施する。この期間は濫用のおそれのある医薬品でもある総合感冒薬や咳止めの需要が高まる時期でもあり、協会では乱用防止に努めたい考え。同期間に万引き防止キャンペーンも行うことから、双方の取り組みでいっそうの濫用防止効果を期待する。オーバードーズの問題が指摘されているのも背景の1つだとした。
協会・業務執行理事の貞方宏司氏(サンドラッグ代表取締役社長CEO)は、「資格者の関与については現状でも行っているが、年末にかけては(販売規制のある)濫用のおそれのある医薬品の需要が高まるので特に乱用のおそれのある方への対応、販売個数制限の確認などについてもしっかり声をかけさせていただく」と趣旨を説明した。
声掛けのフレーズなどは協会で統一的なものはないものの、協会会長の塚本厚志氏は、外部機関や厚労省で作成された資材がすでにあるとの認識を示し、現状は会員各社の方針で取り組んでいるものの、今後は業界として啓発していく内容についてその都度考えていきたいともした。
なお、同期間には食品ロス削減キャンペーンも実施。消費期限の短い食品取扱店において、販売期限の迫った商品を積極的に選ぶ購買行動である「てまえどり」を啓発する。
【ドラッグストア協会】医薬品“声掛け”キャンペーン実施
【2024.10.21配信】日本チェーンドラッグストア協会は10月18日に会見を開き、10月から年末にかけて、医薬品情報提供の「声掛け強化」キャンペーンを実施するとした。協会・業務執行理事の貞方宏司氏(サンドラッグ代表取締役社長CEO)が説明した。
関連する投稿
【日本チェーンドラッグストア協会】「300店舗以上の区分廃止を」/調剤報酬改定で声明公表
【2025.10.17配信】日本チェーンドラッグストア協会は10月17日に定例会見を開き、調剤報酬改定における「300店舗区分」の見直しを求める声明を公表した。
【厚労省_令和6年度医薬品販売制度実態把握調査】“濫用薬”販売方法で改善みられる
【2025.08.26配信】厚生労働省は8月22日、「令和6年度医薬品販売制度実態把握調査」の結果を公表した。同調査は、薬局・店舗販売業の許可を得た店舗が医薬品の販売に際し、店舗やインターネットで消費者に適切に説明を行っているかどうか等について調べたもの。令和6年度の調査は、前年度に引き続き一般用医薬品のインターネットでの販売状況や要指導医薬品の店舗での販売状況を含めた調査を実施した。
【ドラッグストア協会】若手経営者ディスカッションを開催/ドラッグストアショーで
【2025.07.29配信】日本チェーンドラッグストア協会は7月29日、定例会見を開き、8月8日から開催する第25回JAPANドラッグストアショーで若手経営者によるパネルディスカッションを開催すると説明した。
【“濫用薬”】デキストロメトルファン、「直ちに指定を」/嶋根研究班
【2025.04.15配信】国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所は、「濫用等のおそれのある医薬品の成分指定に係る研究(2024年)」の報告書をホームページに掲載した。
【市販薬の乱用】中学生にも/過去1年間の経験率は1.8%、55人に1人/嶋根研究班
【2025.04.15配信】国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所は、「飲酒・喫煙・薬物乱用についての全国中学生意識・実態調査(2024年)」の報告書をホームページに掲載した。
最新の投稿
【補正予算_閣議決定】薬局は最大23万円を支援/医療・介護等支援パッケージで
【2025.11.28配信】政府は11月28日、2025年度補正予算案を閣議決定した。厚生労働省は「医療・介護等支援パッケージ」のうち、賃上げ・物価上昇に対する支援 として、5341億円(賃上げ1,536億円・物価上昇3,805億円)を計上。薬局には最大23万円を支援する。
【中医協_調剤その2】地域支援体制加算“都市部以外”での実績要件緩和を示唆
【2025.11.28配信】厚生労働省は11月28日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開き、「調剤その2」をテーマとした。この中で、事務局は地域支援体制加算“都市部以外”での基準緩和を示唆する資料を提示した。
【中医協_調剤その2】“地域別”の薬局損益率を提示/特別区の薬局で損益率高く
【2025.11.28配信】厚生労働省は11月28日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開き、「調剤その2」をテーマとした。この中で、事務局は“地域別”の薬局損益率を提示。特別市で損益率が高いことを示した。
【中医協_調剤その2】「基本料2」の薬局、損益率・額高いとの分析
【2025.11.28配信】厚生労働省は11月28日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開き、「調剤その2」をテーマとした。この中で、事務局は「基本料2」の薬局で損益率・額が高いとの分析結果を示した。通常、損益の高い結果が出た際には適正化が行われることが多い。
【中医協_調剤その2】「集中率85%超の基本料1」の薬局、「GE加算3」多く
【2025.11.28配信】厚生労働省は11月28日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開き、「調剤その2」をテーマとした。この中で、事務局は「集中率85%超の調剤基本料1」の薬局に焦点を当てた。「集中率が高い薬局ほど備蓄品目数が少ないにもかかわらず、他の加算より高い点数の後発医薬品体制加算3を算定していた」とした。