【病院薬剤師会】薬剤師以外へのタスクシェア検討へ

【病院薬剤師会】薬剤師以外へのタスクシェア検討へ

【2024.10.19配信】日本病院薬剤師会は10月19日に地方連絡協議会を開催した。


業務手順書の作成や薬剤師以外の人への必要な研修策定を想定

 協議会の中で、「タスク・シフト/シェアに関する検討特別委員会」の活動を報告。薬剤師から薬剤師以外へのタスク・シフト/シェアの取り組み事例を収集することとしたと説明した。

 背景として、「医療安全の質を確保しつつ薬剤師のタスク・シフト/シェアを推進するためには、薬剤師以外の者に業務の一部を補助させることに関する検討を進める必要があると考えられる」としている。
 同特別委員会では、厚労省医政局委託事業に引き続き協力することに加えて、薬剤師以外の者の具体的な業務を整理し、業務範囲を含めた実施に係る業務手順書の作成、薬剤師以外の者に必要な研修内容などを検討することとした。

 今後のスケジュールとしては、取組事例収集を令和7年1月から始める予定。令和7年6月から、約半年間収集した事例の審査を、特別委員会で行い必要に応じ、同会ホームページに掲載するとしている。
 先行して、令和6年11月から同特別委員会を開催し、薬剤師以外の者の具体的な業務内容の整理をしていく。
 
 薬剤師以外の者の業務手順書などについては、すでに各施設で使用しているものの収集等を行う予定。

 特別委員会の活動について同会会長の武田泰生氏は、「薬剤師確保策の方向性は進める」とした上で、「すぐに確保できる訳ではないので業務の質の向上を考えると、それぞれの職種の業務を整理する中で補完していく、薬剤師の方以外の業務についても併せて活動していくという趣旨」と説明した。
 
 参加している関係者からは、「特別委員会の最終的なゴールは何を目指しているのか」という質問が出た。
 これに対し武田会長は、「できるならしっかりした基準を定めて、研修を組み立ていきたい」とした。またOJT等の実地の研修については、日病薬でマニュアルを作り、各施設でそれに従ってマニュアルを作ってもらうようなことも想定しているとの考えを示した。

この記事のライター

最新の投稿


【東京都薬務課】“濫用薬”、「陳列場所」見ている/薬事監視で

【東京都薬務課】“濫用薬”、「陳列場所」見ている/薬事監視で

【2026.09.29配信】東京都薬務課は9月29日に定例会見を開いた。


【アインHD】最高裁判決にコメント発表「判決の趣旨を踏まえコンプライアンス強化」

【アインHD】最高裁判決にコメント発表「判決の趣旨を踏まえコンプライアンス強化」

【2026.09.28配信】アインホールディングスは9月28日、同社及び同社グループ会社元取締役に対する最高裁判所の判決を受け、コメントを発表した。


【アイン敷地内薬局裁判】元取締役の新山典義被告は逆転有罪/最高裁が控訴審無罪判決を破棄

【アイン敷地内薬局裁判】元取締役の新山典義被告は逆転有罪/最高裁が控訴審無罪判決を破棄

【2026.09.28配信】KKR札幌医療センターの敷地内薬局整備を巡り、アインファーマシーズの元代表取締役社長と元取締役が公契約関係競売入札妨害の罪に問われ、1審有罪、2審無罪となり札幌高検が上告していた裁判の上告審判決の言い渡しが、9月28日午前11時から最高裁第2小法廷で行われた。


【独自_3団体トップ鼎談③】「患者のためなのか」を問われた令和8年度調剤報酬改定/日本薬剤師会

【独自_3団体トップ鼎談③】「患者のためなのか」を問われた令和8年度調剤報酬改定/日本薬剤師会

【2026.09.27配信】日本薬剤師会(日薬)は、令和8年度調剤報酬改定について「患者のためなのかが問われた改定」との受け止めを明かした。都市部への新規出店に対して減点するとの措置についても、薬局集積について「患者が望んだことなのか」という考え方が成り立つとし、医療リソースの足りていない地域への対応を国として考えていくことの表れだとの見方も示した。日薬が取り組む「地域医薬品提供体制」によって、全国津々浦々に薬剤師のサービスを提供していく必要があると語った。


【東京都薬剤師会】明治安田生命と協定締結/「大人の塗り絵コンクール」等健康増進で

【東京都薬剤師会】明治安田生命と協定締結/「大人の塗り絵コンクール」等健康増進で

【2026.09.25配信】東京都薬剤師会は、明治安田生命と健康増進の取り組みに関する連携協定を締結。9月25日に締結式を開いた。


ランキング


>>総合人気ランキング