今後は遠隔での無人決済店舗のオペレーションを確立
株式会社レデイ薬局は2023年7月21日、学校法人松山大学と、双方が保有する知的・人的資源などを有機的に活用し、地域社会、教育および文化の発展に寄与することを目的として連携協定を締結していた。
今回の無人店舗の運用を通じ、松山大学と共同で新たなストア・フォーマットとして確立させ、多様化する顧客と地域のニーズに応えるとともに、将来的な人⼿不⾜に対応していく方針。
今後は遠隔での無人決済店舗のオペレーションを確立することで、これまで利用ニーズがあったもののスペースの狭さや従業員確保の難しさなどを理由に出店ができなかった場所へ、無人店舗での出店を検討していくという。
今回の「chopitto 松山大学店」は食料品中心の品揃えだが、将来的には遠隔での接客ツールを活用しカウンセリングが必要なカテゴリの無人販売も検討していく。
店舗名 「chopitto (チョピット)」は、“ちょっとしたものを「ピッ」と精算、手軽に気軽に購入できる店舗”になるよう思いを込めたという。
カメラやセンサーが顧客の動きと手に取った商品を認識するため、商品バーコードをスキャンすることなくお買い物ができるのが店舗の大きな特徴。会員登録や専用アプリも不要だ。
学生の授業前や休憩時間など限られた時間に、入店~退店まで最速20秒でのお買い物環境を提供し、時間節約ニーズに応えるとともに、ご気軽に「次世代のお買い物」を体験できる。
近年キャッシュレス決済の拡大が続いていることから「完全キャッシュレス決済店舗」とした。
遠隔での無人決済店舗のオペレーションを確立することで、商品補充時以外は原則無人での運用を行い省人化を実現した。
利用方法は商品を手に取り、出口でディスプレイの表示内容を確認し、支払いするだけでお買い物が完了する。
なお、システムは無人決済システム「TTG-SENSE MICRO W」を採用。
株式会社TOUCH TO GO(本社:東京都港区、代表取締役社長:阿久津 智紀氏)が提供しているもので、15㎡程度の狭小地での無人決済店舗の展開を可能にする省スペース、ローコストの無人決済店舗システム。天井のカメラ(20台)や棚のセンサーで、顧客が⼿に取った商品をリアルタイムに認識し、レジでの商品読み取りをすることなく会計が可能。


