日本保険薬局協会では、令和6年能登半島地震に関し、発災翌日の1月2日に災害対策本部を設置し、会員薬局における被害状況の調査を開始したという。
また同月4日に現地入りしたメディカルー光のチームからの調査報告を聴取するなどの活動を行ったとした。
現地の厳しい状況やこれまでの調査結果を踏まえ、協会として現地の被災者支援のための薬剤師を中心としたチームを派遣することにしたと報告した。
チームは、1チーム3人で現地に4~5日滞在を基本とし、現地では、石川県薬剤師会による調整のもと、輪島市を中心に、国、石川県ほか関係自治体、関係団体と緊密に協力して一体的に活動し、被災者の支援のために貢献したい考え。
なお、チームとしては、すでに、1月8日以来、タカラ薬局チームが、現在はI&Hのチームが現地入りしているといい、これに続き、19日からは総合メディカルのチームを派遣予定とした。
当面、2月末まで会員企業の協力のもと継続的に派遣を行うスケジュールが組み上がっているとし、それ以降も現地の状況を踏まえ対応していく構え。
【日本保険薬局協会】被災地チーム派遣を報告
【2024.01.18配信】日本保険薬局協会は1月18日に定例会見を開き、令和6年能登半島地震被災地への薬剤師チーム派遣について報告した。
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