データソースは同社の「SRI+」(全国小売店パネル調査)。
全国エリア、約6000店舗のドラッグストアやスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター、ディスカウントストアのPOSデータをオンライン収集しているもの。
■SRI+(全国小売店パネル調査)について
https://www.intage-healthcare.co.jp/service/research/otc/sri-plus/
それによると、2023年5月度のOTC市場は前年比112.4%、5年指数は111.6で、過去5年間 で最も高い実績となった。
5年指数は、過去5年間の5月の販売金額の平均を100とした場合の指数。
引き続き、総合感冒薬、鎮咳去痰剤、口腔用薬などの風邪関連薬効が対前年2桁増で、プラス貢献が大きい。この3薬効は19年同月実績を超え、5年指数は最高値となった。
引き続きインバウンド傾向該当店の貢献が大きい薬効も多かった。整腸薬の好調も続いている。
ミニドリンク剤では、発熱・かぜ訴求製品の販売金額増が目立った。
