10月6日の定例会見で、日本保険薬局協会会長の首藤正一氏は、学術総会に関して「リアルでの開催では3年ぶりとなった。現時点で5000人を超える参加登録をいただいている」と報告。
「このままコロナの感染状況が落ち着いていれば、リアルでの参加者もかなりの人数になるのではないかと期待している」と話した。
さらに事務局は、時代に合わせた注目トピックが盛り込まれているとの考えを示した。
具体的なキーワード例として、「DX」、「専門医療機関連携薬局」、「緩和ケア」「リフィル処方箋」などを挙げた。加えて「栄養」もトピックになっているとし、在宅の延長として栄養、食事、生活へのケアも取り組みが増えているとした。褥瘡対応でも薬物療法だけでなく、食事の影響がかなり大きいため薬剤師が関わる意義も大きいと指摘した。
「多くが薬局が変革しようとしている姿を見せるシンポジウムになっていると思っている。ぜひご参加いただきたい」(事務局)と話した。
具体的なシンポジウムを以下、一部ご紹介する(演者敬称略)。
■特別講演 COVID-19 最近の話題
忽那 賢志 (大阪大学医学部附属病院 感染制御部 教授 兼 大阪大学大学院医学系研究科 感染制御医学講座(感染制御学)教授)
■with/postコロナ時代の医療のあり方を考える
神野 正博 (社会医療法人財団 董仙会 恵寿総合病院 理事長)
■オンライン資格確認、電子処方箋等について
伊藤 建 (厚生労働省 大臣官房企画官(医薬・生活衛生局併任))
■ 保険薬局でもできる研究・学会発表
■専門医療機関連携薬局の未来図
■在宅緩和ケアにおける多職種連携~薬局薬剤師に求めるもの~
■薬機法改正に伴う薬局・薬剤師の役割(位置づけ)の変化
■ICTを活用した地域医療連携変革への挑戦
■ワンランクアップの在宅医療 ~ツールを用いた共通認識~
■認知症研修認定薬剤師
■リフィル処方の現状と展望
■医薬品情報提供の個別最適化
■薬局薬剤師による食事・栄養への関わり方のガイダンス
学会ホームページでも詳細を紹介している。
https://secure.ps-japan.org/forum2022/kihon_program.html
【日本薬局学会学術総会】厚労省・八神敦雄 医薬・生活衛生局長が講演
【2022.10.07配信】日本保険薬局協会と日本薬局学会が主催する「日本薬局学会学術総会」が11月5日(土)・6日(日)、リアルとWEBのハイブリッドで開かれる。5日の基調講演では、「薬事行政の最近の動向」と題して、厚生労働省 医薬・生活衛生局長の八神敦雄氏が講演する。そのほか「DX」、「専門医療機関連携薬局」、「緩和ケア」「リフィル処方箋」「栄養」など最近の注目トピックを盛り込んだシンポジウムが開催される。
関連する投稿
【日本保険薬局協会】調剤報酬改定影響調査/在総加算2が算定率22.1%→3.3%へ急激
【2026.08.06配信】日本保険薬局協会は8月6日に定例会見を開き、「令和8年度調剤報酬改定に係る保険薬局への影響」の調査結果を公表した。在宅分野では、在宅薬学総合体制加算2の算定率が22.1%から3.3%へ大きく低下した。
【日本保険薬局協会】穿刺血を用いる検査薬のOTC化等で要望書
【2026.08.06配信】日本保険薬局協会は8月6日に定例会見を開き、「穿刺血を用いる検査薬のOTC化等に関する要望書」を厚生労働省 医薬局長宛に提出したことを説明した。
【日本保険薬局協会】調剤報酬の解説を作成/正会員限定で会員のメリット訴求
【2026.06.11配信】日本保険薬局協会は6月11日、定例会見を開いた。この中で「調剤報酬等に係る解説」を作成したことを報告。協会正会員限定への提供とすることで、協会会員のメリットも訴求したい考え。
【日本保険薬局協会】財政審提言に反論「民間の薬局をどう大規模化・集約化するのか」
【2026.05.14配信】日本保険薬局協会(NPhA)は5月14日に定例会見を開き、財務省の財政制度等審議会(財政審)から薬局の大規模化・集約化などが提言されていることに反論した。「民間の薬局をどう大規模化・集約化するのか」との疑問を呈した上で、「規模の大小や立地ではなく役割や機能、アウトプットで評価すべき」との考えを示した。
【日本保険薬局協会】管理薬剤師の適切な配置で注意喚起発出/会員企業子会社の不祥事受け
【2026.03.12配信】日本保険薬局協会は3月12日に定例会見を開いた。この中で協会会員企業子会社の不祥事受けて、管理薬剤師の適切な配置に関する注意喚起を発出したことを明らかにした。
最新の投稿
【パブコメ】薬局からのトレーシングレポート、2030年メドに電子化実装/医療情報化推進方針案
【2026.08.28配信】厚生労働省は8月28日、医療情報化推進方針案についてパブリックコメントを開始した。改正医療法では支払基金が改組するDX審査支払機構における医療DX業務に対し、国によるガバナンスを発揮する観点から、厚生労働大臣が医療情報化推進方針を作成することとされている。
【厚労省】「バップフォーレディ」、指定2類薬へ/安全対策調査会了承
【2026.08.27配信】厚生労働省は8月27日、医薬品等安全対策部会安全対策調査会を開き、尿意切迫感改善薬の「バップフォーレディ」(大鵬薬品工業株式会社)のリスク区分について議論し、指定第2類医薬品とすることを了承した。
【2026.08.27配信】社会保険診療報酬支払基金は今年10月に「DX審査支払機構」に改組する。昨年成立した改正医療法に基づくもの。従来の審査・支払に加え、医療分野のデジタル化(医療DX)を進める中心的な組織となる。
【厚労省】「患者からの医薬品副作用報告に関する広報の周知」発出/「薬と健康の週間」等の機会生かし
【2026.08.27配信】厚生労働省は8月26日、自治体に対し通知「患者からの医薬品副作用報告に関する広報の周知について(協力依頼)」を発出した。
【中医協】日本薬剤師会・渡邊副会長、不採算再算定取引の考え方問う/薬局現場で大きくなる「逆ザヤ」問題
【2026.08.27配信】厚生労働省は8月26日、中央社会保険医療協議会(中医協) 薬価専門部会を開き、次期薬価改定へ向けて関係業界からの意見聴取を行った。この中で日本薬剤師会(日薬)副会長の渡邊大記氏は、不採算再算定の取引に関して企業の考え方について質問。流通コストを考慮して欲しいと要望した。