大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区 社長:上原 茂氏]は、アボット ダイアグノスティクス メディカル株式会社[本社:東京都新宿区 代表取締役社長:エルマー・ドレスバッハ氏]と、新型コロナウイルス感染症の一般用検査薬の日本における独占的販売権に関する契約を締結した。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、政府により抗原定性検査キットのさらなる活用が図られている。薬事・食品衛生審議会 医療機器・体外診断薬部会、安全対策調査会及び同部会において、「新型コロナウイルス抗原定性検査キットのOTC化に係る取り扱い」について議論され、医療機関への供給を優先することを前提として、体外診断用医薬品のOTC化が可能となった。
アボット ダイアグノスティクス メディカル株式会社はアボットの日本法人。アボットは、新型コロナウイルスの抗原定性検査の世界的リーディングカンパニーであり、2021年2月に日本でも上市した抗原定性検査キット「PanbioTM COVID-19 Antigenラピッド テスト」を世界160カ国以上で販売している。また、大正製薬は、日本における薬局やドラッグストア、通信販売チャネル等への強固なOTC販路を保有している。本契約の締結によって、一般用抗原定性検査キットが承認を受けた後、大正製薬が販売することとなる。同社はOTC化で増大が見込まれる需要に対しても安定供給を図っていきたい考え。
同社では「今後も当社は、一日も早いコロナ禍の収束を願い、生活者の皆さまの安心で安全な毎日に貢献できるよう、さまざまな取り組みを進めてまいります」としている。
9月16日時点で同社によると、今回の契約に基づき、今後、一般用の承認申請がされる見込みという。
【一般用抗原検査キット】大正製薬が販売へ/アボットと日本における独占的販売権契約
【2022.09.16配信】大正製薬はこのほど、アボット ダイアグノスティクス メディカルと、新型コロナウイルス感染症の一般用検査薬の日本における独占的販売権に関する契約を締結した。この契約に基づき、今後、承認申請される予定。
関連する投稿
【大正製薬】「アライ」で「内臓脂肪減少プログラム」を開始/企業従業員の健康管理で
【2025.03.31配信】大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区 社長:上原 茂氏]は、ホワイトヘルスケア株式会社と協力し、企業の健康支援を強化するため、健康保険組合・人事部門と連携して、従業員の健康管理を目的とした「内臓脂肪減少プログラム」を開始する。プログラムでは、内臓脂肪減少薬「アライ」(要指導医薬品)を活用する。
【OTC“自動販売機”】龍生堂本店で実証開始/大正製薬のサンドボックス制度
【2025.03.19配信】大正製薬株式会社(本社:東京都豊島区 社長:上原 茂氏)]は、ショッピングモールの薬局内にIoT(Internet of Things:モノのインターネット)化されたOTC販売機を設置し、第1類医薬品を含む一般用医薬品を販売する実証を、3月下旬(予定)より開始すると公表した。
【大正製薬】4月から値上げ/10~20%アップ/目薬「アイリス」シリーズで
【2025.02.03配信】大正製薬株式会社(本社東京都豊島区、上原茂社長)は、2025年4月1日出荷分から一部製品の希望小売価格を改定すると公表した。
【一般用抗原定性検査キット】コロナ“第11波”で薬局入手困難に
【2024.08.29配信】新型コロナウイルス感染症の“第11波”ともいわれる感染拡大で、一般用抗原定性検査キットが不足している。日本薬剤師会は厚生労働省に対し、不足解消に向けた措置を要望した。
【厚労省】“研究用”抗原検査キット、薬機法で取り締まりの方向/該当性判断の上
【2024.07.25配信】厚生労働省は7月25日に「厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会」を開催し、体外診断用医薬品の特性を踏まえた制度の見直しについて議論した。その中で「研究等の医療以外の用途を標榜する試薬の提供業者への対応」を議題とした。
最新の投稿
【2026.05.14配信】日本保険薬局協会は5月14日、定例会見を開催した。この中で地域連携薬局の新基準案に対して協会としてパブリックコメントを出す予定はないと説明した。
【日本保険薬局協会】財政審提言に反論「民間の薬局をどう大規模化・集約化するのか」
【2026.05.14配信】日本保険薬局協会(NPhA)は5月14日に定例会見を開き、財務省の財政制度等審議会(財政審)から薬局の大規模化・集約化などが提言されていることに反論した。「民間の薬局をどう大規模化・集約化するのか」との疑問を呈した上で、「規模の大小や立地ではなく役割や機能、アウトプットで評価すべき」との考えを示した。
【日本保険薬局協会】三木田会長、最後の会見「門前薬局は何一つペナルティとなることしていない」
【2026.05.14配信】日本保険薬局協会(NPhA)は5月14日に定例会見を行った。6月の総会で会長交代を予定している三木田慎也会長は、会長としての最後の会見となった。この中で三木田会長は門前薬局について患者の支持を得てきたとの信念を改めて語り、「門前薬局等立地依存減算」に対して「減算というのはペナルティに対して使う言葉。門前薬局は何一つペナルティとなることはしていない」と語った。
【厚労省】調剤ベースアップ評価料、賃上げの適切な実施を調査/中医協「入院・外来医療等の調査」
【2026.05.14配信】厚生労働省は5月14日、中央社会保険医療協議会を開いた。診療報酬調査専門組織「入院・外来医療等の調査・評価分科会」で、令和8年度・9年度における入院・外来医療等の調査について議論した。
【薬剤師・藤田洋司衆院議員】「全ての薬局で国民守っている」/国会質疑
【2026.05.13配信】2026年の衆院選で初当選した薬剤師の藤田洋司議員(京都2区)が、5月13日の衆議院厚生労働員会で初国会質疑に立った。財務省から薬局の総量コントロールの検討等が提案されていることを念頭に、形態や規模にかかわらず「全ての薬局で国民守っている」と主張し、現場の実態を踏まえた政策を求めた。