アストラゼネカの日本法人は患者中心のビジネスモデル実現を目指す「 i2.JP(アイツードットジェイピー;Innovation Infusion Japan)」を立ち上げていた。スタートアップや医療従事者、地方自治体、アカデミア、民間企業が参画するオープンなコミュニティだ。発足から1周年の現在、参画企業・団体は128社・団体を超えている(2021年11月現在)。
このオープンなコミュニティで検討する中で、スギ薬局が運用する「スギサポ walk」を活用することになったという。この活動を通じて、疾患啓発と行動変容について検討していく方針。
「スギサポ walk」は、バーチャルウォークラリーを体験しながら健康情報等を得ることができる歩数記録アプリ。健康増進に繋がるクイズやアンケート機能(ミッション)も実装している。
COPDとは、主に長年の喫煙習慣などにより、気管支が狭くなったり、肺胞が壊されたりすることにより気流閉塞が生じる肺の生活習慣病で、主な症状として労作時の息切れ、咳・痰が挙げられる。 しかし、無症状あるいは症状を自覚していない COPD 患者は稀ではない。診断されず未治療のままにして疾患が進行すると、息切れにより日常生活に支障をきたしたり、身体活動性が低下することで要介護・死亡の可能性が増大する。そのため、COPD の早期診断と治療導入・継続が求められている。しかし、緩慢に進行する疾患であるため、COPD は推定有病患者数が約 530 万人とされる中、治療を受けている COPD 総患者数は約 22 万人と報告されており未受診率・未診断率の高さが課題となっている。アストラゼネカではこれらの課題解決のために、スギ薬局の協力を得ながら早期発見・早期治療に向けたより効果的な情報提供機会の創出を模索していくとしている。
【スギ薬局】アストラゼネカと共同プログラム/「スギサポwalk」でCOPD潜在患者の啓発
【2022.05.09配信】アストラゼネカはスギ薬局が運用する歩数記録アプリ「スギサポ walk」を活用することで慢性閉塞性肺疾患(COPD)潜在患者とその家族を対象に疾患啓発を展開。取り組みを通じた受診行動変容を検証する方針だ。
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