【M&A】クスリのアオキHD、岩手県の食品スーパーを買収/ホーマス・キリンヤ社

【M&A】クスリのアオキHD、岩手県の食品スーパーを買収/ホーマス・キリンヤ社

【2022.01.04配信】クスリのアオキホールディングスは、岩手県及び宮城県に食品スーパー6店舗などを展開するホーマス・キリンヤを買収する。合併予定は3月1日付け。食品強化と東北地区でのドミナント拡充につなげたい考え。ホーマス・キリンヤへの仕入れを行い、代表者が同じく髙栁卓也氏のフードパワーセンター・バリューも買収する。


 クスリのアオキホールディングスは、2022 年1月4日開催の取締役会において、同社子会社であるクスリのアオキが株式会社ホーマス・キリンヤ及び株式会社フードパワーセンター・バリューを 2022 年3月1日付で吸収合併することを決議した。

 ホーマス・キリンヤは、岩手県及び宮城県に食品スーパーを6店舗、衣料品店を2店舗展開。フードパワーセンター・バリューは、主にホーマス・キリンヤが展開する店舗において販売する飲食料品及び日用雑貨の仕入業務を行っている企業。

 ホーマス・キリンヤ及びフードパワーセンター・バリューをグループに迎えることにより、食品スーパーの持つ新鮮な食材の品揃えとドラッグストアの持つヘルス&ビューティーや日用品の品揃え、また処方箋を取り扱う調剤薬局を組み合わせることで、地域の顧客にとってより一層利用してもらえる店舗を作ることができると判断したとする。

 ホーマス・キリンヤの店舗は、お互いの強みを生かした、さらに買い物のしやすい店舗への改装計画を策定し、今後進めていく予定。

  この合併により、同社グループの東北地区におけるドミナントを強化することで、今後、同社グループの一層の企業価値向上に努めていく方針。

 本合併の日程は以下の通り。
・合併決議取締役会(クスリのアオキHD及びクスリのアオキ) 2022 年1月4日
・合併契約締結日 2022 年1月4日
・合併決議株主総会(ホーマス・キリンヤ、フードパワーセンター・バリュー及びクスリのアオキ)
2022 年2月 25 日
・合併予定日(効力発生日) 2022 年3月1日

 本合併の方式は、クスリのアオキを存続会社とする吸収合併方式であり、消滅会社であるホーマス・キリンヤ及びフードパワーセンター・バリューは解散する。

 本合併に係る割当ての内容は、本合併契約の定めに従って、本合併の効力発生日前日の最終のホーマス・キリンヤ及びフードパワーセンター・バリューの株主名簿に記載又は記録されたホーマス・キリンヤ及びフードパワーセンター・バリューの株主に対して、現金を割当交付する。吸収合併対価については、契約により非開示としているが、第三者による株式価値の算定結果を勘案して決定している。

 1つ目の吸収合併消滅会社である株式会社ホーマス・キリンヤの概要は以下の通り。
・本店所在地 岩手県一関市大町4番 21 号
・代表者の役職・氏名 代表取締役社長 髙栁 卓也氏
・事業内容
1. スーパーマーケットの経営並びに百貨小売業/2. 衣料用繊維製品及び衣料用付属品の卸小売/3. 台所用品、日用雑貨、玩具、スポーツ用品、遊戯機具、家庭用電化製品、計量機器、光学機器、通信機械器具、楽器、教育器具、書籍、文房具、家具、事務用品、ペット用品、園芸用品、鳥獣魚介類の卸小売/4. 生鮮食品、加工食品、冷凍食品などの食品の卸小売/5. 宝石、貴金属、バッグ、袋物、時計、眼鏡、骨董品、美術工芸品、皮革製品、装身具、化粧品、その他洋品雑貨の卸小売/6. 塩、酒類、煙草、米、古物、切手、印紙の販売/7. 医薬品、医薬部外品、医療用機械器具の販売/8. 自動車、オートバイ、自転車の販売/9. 小売業に対する経営指導及び経営受託/10. 上記各号に付帯する一切の事業
・資本金 4900万円
・設立年月 1962 年8月
・発行済株式数 199,800 株
・決算期 7月 31 日
・大株主及び持ち株比率 髙栁卓也氏 18.4%、髙栁武士氏 17.9%、髙栁恭子氏 5.5%、他 32 名
・売上高 35億8000万円
・営業利益 ▲2000万円
・経常利益 ▲300万円
・当期純利益 ▲400万円

2つ目の吸収合併消滅会社である社フードパワーセンター・バリューの概要は以下の通り。
・本店所在地 岩手県一関市山目字前田 71 番1号
・代表者の役職・氏名 代表取締役社長 髙栁 卓也氏
・事業内容
1. ディスカウントショップの経営並びに百貨小売業/2. 衣料用繊維製品及び衣料用付属品の卸小売/3. 台所用品、日用雑貨、玩具、スポーツ用品、遊戯機具、家庭用電化製品、計量機器、光学機器、通信機械器具、楽器、教育器具、書籍、文房具、家具、事務用品、ペット用品、園芸用品、鳥獣魚介類の卸小売/4. 生鮮食品、加工食品、冷凍食品などの食品の卸小売/5. 宝石、貴金属、バッグ、袋物、
時計、眼鏡、骨董品、美術工芸品、皮革製品、装身具、化粧品、その他洋品雑貨の卸小売/6. 塩、酒類、煙草、米、古物、切手、印紙の販売/7. 医薬品、医薬部外品、医療用機械器具の販売/8. 自動車、オートバイ、自転車の販売/9. 小売業に対する経営指導及び経営受託/10. 動産、自動車、オートバイ及び電話加入権のリース、レンタル及びその仲介業/11. 有価証券の売買、金銭の貸付並
びに債務の保証、クレジットカード業及び代金前払い方式の磁気カードの発行及び販売/12. 労働者派遣事業/13. 上記各号に付帯する一切の事業
・資本金 4900万円
・設立年月 1993 年3月
・発行済株式数 1,999 株
・決算期 7月 31 日
・大株主及び持ち株比率 髙栁武士氏 27.7%、髙栁卓也氏 27.4%、村上勝彦氏 21.4%、他5名
・売上高 12億2200万円
・営業利益 ▲400万円
・経常利益 ▲400万円
・当期純利益 ▲400万円

本合併でクスリのアオキHD及びクスリのアオキの商号、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金及び決算期についての変更はない。本合併がクスリのアオキHDの連結業績に与える影響については現在精査中であるものの、軽微であると判断しているとしている。

 クスリのアオキHDは北信越、東北、関東、東海、関西の 23 府県にドラッグストア 777店舗(内調剤薬局併設 453 店舗)、専門調剤薬局6店舗、スーパーマーケット4店舗の合計 787 店舗を展
開している。利便性と専門性の強化をコンセプトとし、食品の販売も強化をしており、大型店においては生鮮三品の取り扱いもしている。

この記事のライター

関連する投稿


【ウエルシアHD】とをしや薬局(長野県)がグループ入り

【ウエルシアHD】とをしや薬局(長野県)がグループ入り

【2024.06.03配信】ウエルシアホールディングスは6月3日、株式会社とをしや薬局がウエルシアグループの一員に参加したと公表した。


【たんぽぽ薬局】ミック・ジャパン(大阪市)のドラッグ事業など譲受へ

【たんぽぽ薬局】ミック・ジャパン(大阪市)のドラッグ事業など譲受へ

【2024.04.23配信】株式会社トーカイの連結子会社であるたんぽぽ薬局株式会社(岐阜市)は4月22日、株式会社ミック・ジャパン(大阪市)との間で、ミック・ジャパンが展開するリハビリデイサービス事業、ドラッグストア事業などの各事業の譲り受けについて基本合意に至ったと公表した。


【さくら薬局のクラフト】事業再生計画案が成立/投資ファンドによる全株式譲受の条件クリア

【さくら薬局のクラフト】事業再生計画案が成立/投資ファンドによる全株式譲受の条件クリア

【2023.01.26配信】さくら薬局を展開するクラフトは、1月26日、事業再生計画案が成立したと公表した。2022年10月14日には、取引金融機関の同意を得て事業計画案が成立することなどを条件として、日本産業推進機構グループ(NSSKグループ)から経営支援を受けることを公表していた。


【M&A】クオールがパワーファーマシー(栃木県、38薬局)の株式取得へ/栃木県でクオールが最大規模の薬局企業に

【M&A】クオールがパワーファーマシー(栃木県、38薬局)の株式取得へ/栃木県でクオールが最大規模の薬局企業に

【2023.01.10配信】クオールホールディングスは1月6日、株式会社パワーファーマシーの株式取得に関して株式譲渡契約書を締結したと公表した。


【M&A】クスリのアオキHD、三崎ストアー(金沢市)のスーパー事業を譲受

【M&A】クスリのアオキHD、三崎ストアー(金沢市)のスーパー事業を譲受

【2022.10.03配信】クスリのアオキホールディングスは10月3日、同日開催の取締役会において、株式会社三崎ストアーとの間で、三崎ストアーが行うスーパーマーケット事業を同社子会社である株式会社クスリのアオキが譲り受ける事業譲渡契約を締結することを決議したと公表した。


最新の投稿


【日登協】組織名変更、「日本医薬品登録販売者会」/職能団体としての位置づけを強化

【日登協】組織名変更、「日本医薬品登録販売者会」/職能団体としての位置づけを強化

【2024.06.14配信】日本医薬品登録販売者協会は6月14日に会見を開き、組織名を「日本医薬品登録販売者会」に変更すると公表した。職能団体としての位置づけを強化する。略称は「日登会」とする。


【日薬次期理事案】書面決議は可決、総会での信任投票へ/飯島氏、徳吉氏を削除した候補者議案の書面決議

【日薬次期理事案】書面決議は可決、総会での信任投票へ/飯島氏、徳吉氏を削除した候補者議案の書面決議

【2024.06.14配信】日本薬剤師会の次期理事候補者変更案について行われていた現執行部による書面決議が、このほど全員賛成で承認された。このあと、30日の総会で代議員による信任投票が行われる見通し。


【中医協】賃上げにかかる調査・検証について把握方法を提示

【中医協】賃上げにかかる調査・検証について把握方法を提示

【2024.06.14配信】厚生労働省は6月14日、中央社会保険医療協議会(中医協)診療報酬調査専門組織(入院・外来医療等の調査・評価分科会)を開催した。その中で賃上げにかかる調査・検証について把握方法を提示した。


【医薬品供給不安】安定確保薬の定期的な見直しを/日本医学会連合が提言

【医薬品供給不安】安定確保薬の定期的な見直しを/日本医学会連合が提言

【2024.06.14配信】日本医学会連合は6月12日、厚労省に「医薬品安定供給に関する提言を提出した。我が国の健康に関する安全保障上、国民の生命を守るため、切れ目のない医療供給のために必要で、安定確保について特に配慮が必要とされる医薬品である「安定確保医薬品」については、リストの定期的な見直しとその周知、政策への反映を求めている。


【チェーンドラッグストア協会】「調剤報酬委員会」常設に

【チェーンドラッグストア協会】「調剤報酬委員会」常設に

【2024.06.13配信】日本チェーンドラッグストア協会は6月12日、通常総会を開き、2024年度の組織人事並びに事業計画が承認された。


ランキング


>>総合人気ランキング