クスリのアオキホールディングスは、5月7日に開催した取締役会において、子会社である株式会社クスリのアオキについて、組織変更及び人事異動を決定した。
組織変更では、同業他社等との競争激化のなか、顧客に支持される強い店舗づくりを推進するために、MD(マーチャンダイジング)の抜本的な見直し等を行う。
また、営業エリアの拡大に伴い、効果的なマネジメントを行うために、各部における担当エリアの再編等も行う。
具体的には以下の通り。
①「商品本部」内の「MD統括部」を廃止し、「MD企画室」を新設する。
②「商品本部」内の交渉機能を持つ4グループを「HBⅬ商品部」、「フード商品部」並びに「生鮮
商品部」の3部に再編してグループから部に昇格する。
③「店舗運営本部」内の「大型店事業部」を廃止し、その機能を各部へ移管する。
④「商品本部」内の「流通支援部」は廃止し、その機能を店舗運営本部」内の「業務改革推進室」に
移管する。
⑤「店舗運営本部」内の各「店舗運営部」は、出店エリアの拡大に伴い、2部体制から「北信越地区
店舗運営部」、「関東・東北地区店舗運営部」並びに「関西・東海地区店舗運営部」の3部体制に
再編する。
⑥「店舗運営本部」内の「能力開発室」は、「教育室」に改称する。
一方、人事異動は下表の通り。組織変更と人事異動は5月21日付け。

【クスリのアオキ】大塚 雅氏が商品本部副本部長 兼 MD企画室長に/MD戦略見直し
【2021.05.07配信】クスリのアオキホールディングスは、子会社クスリのアオキの組織変更と人事を公表した。大塚 雅氏(現・採用部長)が商品本部副本部長 兼 MD企画室長に就く。
関連する投稿
【薬系技官の人事2024春】消費者庁「新設ポスト」を獲得/「食品衛生・技術審議官」に中山医療機器課長
【2024.03.26配信】厚生労働省の薬系技官が新たな幹部職ポストを獲得した。4月1日付で消費者庁に新設される「食品衛生・技術審議官」に、医薬局医療機器審査管理課の中山智紀課長が抜擢された。(医薬コラムニスト/ジャーナリスト 玉田慎二)
【2023.02.14配信】マツキヨココカラ&カンパニーは2月14 日開催の取締役会において、2023年4月1日付で、同社代表取締役の異動などについて、決議したと公表した。
【M&A】クスリのアオキHD、三崎ストアー(金沢市)のスーパー事業を譲受
【2022.10.03配信】クスリのアオキホールディングスは10月3日、同日開催の取締役会において、株式会社三崎ストアーとの間で、三崎ストアーが行うスーパーマーケット事業を同社子会社である株式会社クスリのアオキが譲り受ける事業譲渡契約を締結することを決議したと公表した。
【クスリのアオキHD】8月1日〜の3日間で12店舗を出店・開局・改装オープン
【2022.08.03配信】クスリのアオキホールディングスは8月1日から3日までの3日間で、12店舗を出店、もしくは開局、改装オープンする。長野県、栃木県、静岡県、滋賀県、愛知県、福島県、岩手県など。東北、関東、北陸甲信越、東海、近畿の幅広いエリアへの出店となっている。
【クスリのアオキHD決算説明会】調剤を積極展開/今期100薬局の開局を継続/来年4月に150名の新卒薬剤師の採用計画
【2022.07.13配信】クスリのアオキホールディングスは7月13日に決算説明会を開催した。この中で、中期経営計画について説明した青木宏憲社長は、調剤事業の積極展開を継続していく考えを示した。今期、100薬局の開局を継続。来年4月に150名の新卒薬剤師の採用を計画しているとした。
最新の投稿
【厚労省】次期調剤報酬改定へ「現在の薬局の立地に至った経緯」調査
【2025.07.10配信】厚生労働省は7月9日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開催し、「令和6年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和7年度調査)の調査票案」を提示した。次期調剤報酬改定議論の基礎資料となるもの。
【奈良県議会】薬価制度の抜本的改正を求める意見書を採決/奈良県薬が働きかけ
【2025.07.02配信】奈良県議会は7月2日、奈良県議会本会議において「薬価制度の抜本的改正を求める意見書」を会派全会一致で採決した。
【2025.07.01配信】厚生労働省は7月1日、第7回「医療DX令和ビジョン2030」を開催し、電子処方箋普及の新目標を公表した。
【2025.06.29配信】日本薬剤師会は6月28・29日に第106回定時総会を開き、その中で岩月進氏が会長演述を行った。
【2025.06.26配信】株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋氏)の連結子会社である医療AIカンパニー、株式会社MG-DX(本社:東京都渋谷区、代表取締役:堂前紀郎、以下「当社」)は、薬局特化型の接客AIエージェント「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」において、OTC医薬品の遠隔販売に特化した新たなシナリオを構築したと公表した。