【中医協_調剤その2】「基本料2」の薬局、損益率・額高いとの分析

【中医協_調剤その2】「基本料2」の薬局、損益率・額高いとの分析

【2025.11.28配信】厚生労働省は11月28日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開き、「調剤その2」をテーマとした。この中で、事務局は「基本料2」の薬局で損益率・額が高いとの分析結果を示した。通常、損益の高い結果が出た際には適正化が行われることが多い。


 調剤基本料2の薬局のイメージは中規模で集中率の高い薬局といったところ。
 具体的な基準は以下の通り。

① 処方箋受付回数が月2,000回超~4000回かつ処方箋集中率85%超
② 処方箋受付回数が月4,000回超かつ上位3の医療機関の処方箋集中率の合計70%超
③ 処方箋受付回数が1,800回超~2,000回かつ処方箋集中率95%超
④ 特定の医療機関からの処方箋受付枚数が4,000回超

 こうした調剤基本料2を算定する薬局において、事務局資料では損益率および損益差額が高かったとした。

集中率の基準見直しも示唆

 加えて「調剤基本料2」の薬局について事務局は、「処方箋受付回数が月4,000枚超かつ処方箋受付回数が多い上位3の保険医療機関の合計処方箋集中率(70%)が基準の1つとなっているが、医療機関が3つ以上存在する医療モールにある薬局においては、この基準を下回る場合がある」と記載。
 “3つ以上”のケースでの集中率の算出方法についても再検討の余地があるとの考えを示唆した。

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