サツドラホールディングスは、「固定資産の譲渡及び特別利益の計上に関するお知らせ」を告知した。
同社の連結子会社であるサッポロドラッグストアーは、取締役会で固定資産の譲渡を決議した。
これに伴い 2021 年 5 月期において特別利益を計上することとなる。
譲渡するのは、店舗(サツドラ北 8 条店)及び本社(北海道札幌市)。
土地 5,297.34 ㎡、建物 8,554.35 ㎡(床面積)。
譲渡益は約7億円。
経営資源の効率的活用、財務体質の強化を図るため、固定資産の譲渡を決定。当該固定資産の譲渡後も譲渡先との賃貸借契約により継続使用する。
譲渡価額、帳簿価額は譲渡先との取り決めにより、開示しないが、市場価格を反映した適正な価格での譲渡となる。
譲渡益は、譲渡価額から帳簿価額及び譲渡にかかる費用等の見積額を控除した概算額。
また、譲渡先の概要についても、譲渡先との取り決めにより、開示しない。同社と譲渡先との間には、資本関係、人的関係、取引関係、関連当事者として記載すべき事項はないとしている。
譲渡契約締結日は、 2020 年9月 18 日(予定)。
信託受益権譲渡日は、 2020 年9月 18 日(予定)。
当該固定資産の譲渡に伴い、2021 年5月期第2四半期の連結決算において、固定資産売却益として特別利益に約7億円を計上する見込み。
2021 年5月期通期業績予想に与える影響については、現在精査中。修正が生じる場合は速やかに開示するとしている。

サツドラHD、子会社サツドラ本社社屋を売却。賃貸で入居は継続。特別利益7億円計上
【20202.09.18配信】サツドラホールディングスは、子会社であるサッポロドラッグストアーの店舗(サツドラ北 8 条店)及び本社(北海道札幌市)を譲渡する。譲渡益約7億円を、2021 年5月期第2四半期の連結決算において、固定資産売却益として特別利益に計上する見込み。当該固定資産の譲渡後も譲渡先との賃貸借契約により継続使用する。
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