【2020.08.24配信】
ビッグデータマーケティングのTrue Data(トゥルーデータ)社は、同社が保有する統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2020年7月の消費動向を発表した。
全国ドラッグストアにおける2020年7月の1店舗あたりの購買金額は、前年同月比0.4%減少した。6月は2.0%増加だったが、7月はマイナスに転じた。
1店舗あたりのレシート枚数は前年同月比2.5%減少したが、1レシートあたりの購買金額が2.2%増加。同社では、「購買件数減少」「購買単価増加」で、ワンストップ傾向が継続していると分析している。
一方、食品スーパーマーケットの食品購買金額は5.6%増加だった。
また、ドラッグストアにおけるカテゴリー別の伸び率ランキングも公表。上位は依然、コロナ特需関連で、1位はマスクで前年同月比1153.6%、2位は殺菌消毒(指定医薬部外品)で同994.6%、3位ハンドソープ同235.0%、4位ウエットティッシュ同215.0%などと、高い伸び率となっている。
ランキングのうち、6位から10位が食品カテゴリだった。「竹輪」や「インスタント袋麺」など、時間や手間をかけずに食べることのできる食品が売り上げを伸ばしている。
伸び率ランキングのうち、6位から10位が食品カテゴリーだった