事務局は新たに提出した参考資料「薬-1-参考」について説明した。
「こちらについては関連する薬価改定のルールの資料を添付しております。8ページをご覧ください。これまでの資料から追加したもののご説明を簡単にさせて頂ければと思います。
8ページにつきましては具体的には今回の改定の範囲をカテゴリー別の品目数の概数を示したものでございます。過去2回の中間年改定では、いずれも改定の対象が全体の約69%でございましたが、今回は53%と見込んでおります。
また18ページ「安定確保医薬品のカテゴリAに該当する21成分のリスト」、19ページにつきましては同カテゴリーBの成分、29成分。それから21ページには「大臣要請品目一覧」を示しております。いずれもこれらの中から不採算再算定の要望があるようなものをまずは対象としてはどうかと考えております。説明を資料の説明は以上となりますが、本日はこの骨子のたたき台でまとめている内容についてご意見をいただき、本日の議論を踏まえて最終的には令和7年度薬価改定の骨子案をまとめていきたいと考えているところでございます」。
なお、事務局は最低薬価の引き上げの具体的な内容には触れなかった。