日本保険薬局協会と綿密に連携する日本薬局学会は、11月2日・3日に第18回学術総会をパシフィコ横浜で開催する。
これまで日本保険薬局協会の会長が学会の会長も務めてきたが、学会は5月の総会で定款を変更し、理事長に政田幹夫氏(福井大学名誉教授、大阪医科薬科大学名誉教授)が就任。そのほかにも副理事長や理事、代議員にもアカデミア関係者が多く就任した。
今回の大会長を務める杉本修康氏は「今回、日本薬局学会が主導で行う意味では第1回目となる」とした上で、アカデミアが主導する学会により学術総会のクオリティを上げていく側面や波及効果も期待できるとの考えを示した。
今回の学術総会の内容に関しては、杉本氏は災害やLGBTQなどの多彩なテーマがあるほか、薬剤師の職能、薬局の経営についてのシンポジウムなどがあると説明。AIトやDXのテーマ、行政官による講演などにも期待してほしいとした。来場は延べ人数で1万人規模を想定しているとした。開催方式はリアルのほか、配信によるハイブリッド。
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