日本保険薬局協会と綿密に連携する日本薬局学会は、11月2日・3日に第18回学術総会をパシフィコ横浜で開催する。
これまで日本保険薬局協会の会長が学会の会長も務めてきたが、学会は5月の総会で定款を変更し、理事長に政田幹夫氏(福井大学名誉教授、大阪医科薬科大学名誉教授)が就任。そのほかにも副理事長や理事、代議員にもアカデミア関係者が多く就任した。
今回の大会長を務める杉本修康氏は「今回、日本薬局学会が主導で行う意味では第1回目となる」とした上で、アカデミアが主導する学会により学術総会のクオリティを上げていく側面や波及効果も期待できるとの考えを示した。
今回の学術総会の内容に関しては、杉本氏は災害やLGBTQなどの多彩なテーマがあるほか、薬剤師の職能、薬局の経営についてのシンポジウムなどがあると説明。AIトやDXのテーマ、行政官による講演などにも期待してほしいとした。来場は延べ人数で1万人規模を想定しているとした。開催方式はリアルのほか、配信によるハイブリッド。
関連する投稿
【2024.11.20配信】日本保険薬局協会は11月20日、「薬価制度における中間年改定の廃止に関する要望書」をまとめ、公表した。廃止を強く要望するとしている。
【日本保険薬局協会】一定基準の薬局整備、「薬剤師2人以上が必要」が示唆/協会調査
【2024.10.24配信】日本保険薬局協会は10月24日に定例会見を開き、「管理薬剤師アンケート報告書その2ー地域の医薬品供給拠点としての体制に係る実態ー ーかかりつけ職能発揮の実態ー」を報告した。
【日本保険薬局協会】薬剤師会作成の薬局リスト、「協会としてかなりネガティブ」/三木田会長
【2024.10.24配信】日本保険薬局協会は10月24日に定例会見を開いた。
【日本保険薬局協会】薬剤師会作成の薬局「リスト」/「活用されている」は約2割
【2024.10.24配信】日本保険薬局協会は10月24日に定例会見を開いた。
【2024.10.24配信】日本保険薬局協会は10月24日、定例会見を開いた。日本薬剤師会の加盟状況の調査結果を報告した。
最新の投稿
【日本薬剤師会】「薬価乖離率5.2%でもまだこれまでの中間年改定続けるのか」/岩月会長
【2024.12.04配信】日本薬剤師会は12月4日、定例会見を開いた。この中で、同日、薬価乖離率の速報値が公表されたことについて記者から質問が出た。
【厚労省】薬価調査の速報値公表/乖離率5.2%/前回6.0%から0.8ポイント圧縮
【2024.12.04配信】厚生労働省は12月4日、薬価調査の速報値を公表した。
【医薬品供給状況】不足カテゴリートップは抗生剤/株式会社イヤクル調査
【2024.12.03配信】株式会社イヤクル(本社:北海道、代表取締役:佐孝尚氏)は、薬剤師を対象に「医薬品供給不足に関するアンケート調査」を実施。その結果、出荷調整品のカテゴリーでは抗生剤がトップだった。
【八戸薬剤師会】緊急避妊薬の供給体制HPをバージョンアップ/医療機関リストも整備
【2024.12.02配信】八戸薬剤師会(青森県、阿達昌亮会長)は12月2日までに同会HP上の緊急避妊薬の供給体制サイトをバージョンアップした。産婦人科医会の了解を得て、受診できる医療機関リストも整備した。
【財政審_建議】薬価改定「原則全ての医薬品対象」/除外するなら「安定供給確保」や「真に革新的な」医薬品
【2024.11.29配信】財務省の財政制度等審議会は11月29日、「令和7年度予算の編成等に関する建議」を公表した。