【HPKI】マイナポ申請では注意必要/レセコンがセカンド電子証明書対応か要確認

【HPKI】マイナポ申請では注意必要/レセコンがセカンド電子証明書対応か要確認

【2024.08.22配信】日本薬剤師会は8月22日に定例会見を開いた。その中で11月上旬から受付開始を予定しているHPKIのマイナ申請について、注意事項を説明した。


 HPKIの申請に関して11月上旬を目途にマイナポ申請(マイナポータルを利用した申請)受付が開始される見通しとなっている。マイナポ申請では、カード現物が発行されないため、カード不要のセカンド電子証明書の対応となる。
 したがって、使っているレセコンがセカンド電子証明書に対応しているか、確認が必要になるという。対応していない場合は、電子処方箋への対応が困難になる。

 また、スマホを買い替える際にも注意が必要だ。
 スマホを買い替えた際に、HPKIの端末への付け替えが必要になるが、現物のHPKIカードがある場合は付け替えができる。ただ、カード現物がない場合はマイナンバーカードを介することになるが、その技術的な付け替えのためのキー開発が間に合っていないという。キー開発は今年度中には間に合わせる予定というが、それまでは実質的に付け替えができないことになるので注意が必要だ。

 マイナポ申請と従来の申請の違いの詳細については認証局のホームページで、受付開始の日程が確定した段階を目途に掲載する予定。詳細を確認した上で、いずれの方法で申請するかを判断することになる。

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