この中で、日本医薬品卸売業連合会(卸連)は中間年の薬価改定について、「廃止を含め、抜本的に見直していただきたい」との意見を表明した。
2025年度の薬価改定については、医薬品の供給不足の早期解消が見込まれない状況であることを踏まえて、「中断」と求めた。
また、「仮に中断が難しいのであれば」として、安定供給すべき医薬品カテゴリーを改定対象から除外することを求めた。
「安定供給すべき医薬品カテゴリー」としては以下を挙げた。。
・基礎的医薬品
・ 安定確保医薬品 カテゴリーA
・不採算品再算定品
加えて、上記以外の医薬品は、価格乖離の大きな品目のみを対象とすべきとした。
背景としては、デフレ基調からインフレ基調へ変化し、人材確保難となるなど、社会経済状況は4大臣合意当時とは大きく異なっていると指摘。
医薬品卸は流通の最適化を図ることで、低いコストで日本の医療提供体制を支えているが、中間年の薬価改定による薬価下落スピードの加速や出荷調整の日々の対応などにより、厳しい状況におかれているとも窮状を訴えた。
流通改善ガイドラインの取組みについては、医薬品卸の努力だけでは医薬品の安定供給との両立が難しい商取引が一部に存在すると説明した。
2024年度薬価改定については、不採算品再算定により薬価が引き上げられたものの、依然として薬価20円未満の低薬価品が多いことも指摘した。
【厚労省_中医協】卸連、令和7年度の薬価中間年改定「廃止を含め、抜本的に見直しを」
【2024.08.07配信】厚生労働省は8月7日、中央社会保険医療協議会(中医協)薬価専門部会を開催。関係業界からの意見聴取を行った。
最新の投稿
【パブコメ】外用剤と総合感冒薬を除くロキソプロフェン指定2類移行で
【2026.08.26配信】厚生労働省はロキソプロフェンを含有する一般用医薬品の指定2類移行についてパブコメを開始した。外用剤及びかぜの諸症状を緩和する ことを目的とするものを除くものが対象。
【ローソン】オンライン診療受診施設の設置へ/郊外団地モデル1号店で計画、店内には薬局も
【2026.08.25配信】ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信氏)は8月4日、KDDIとともに、独立行政法人都市再生機構が管理するUR賃貸住宅高幡台団地(所在地:東京都日野市)において、店舗を拠点に世代を超えて誰もが安心して楽しく暮らせるマチづくり構想“ハッピーローソンタウン”の集合住宅型1号店として、「ハッピーローソンタウン日野高幡台店」をオープンしたと公表した。よろず相談を受けるほか、薬局も擁し、今後は近隣地でオンライン診療受診施設の設置も予定しているという。オンライン診療受診施設は医療法改正で新設されたもの。
【認定エッセンシャルサービス制度】経産省が開始に際してセミナー開催、薬剤師会にも参加要請
【2026.08.25配信】経済産業省は9月、「認定エッセンシャルサービス制度活用セミナー」を各地で開催する。薬剤師会を通じて参加要請も行っている。
【四病院団体協議会】税制改正要望を提出/「診療報酬に加え税制支援策不可」
【2026.08.25配信】四病院団体協議会は8月21日、上野賢一郎厚生労働大臣宛に「令和9年度税制改正要望の重点事項」を提出した。地域医療を維持するためには診療報酬による対応に加え、税制を含めた支援策の充実が不可欠としている。
【スギ薬局】世界アルツハイマーデーの取り組みに協賛/日本でも9月は「認知症月間」
【2026.08.25配信】スギ薬局グループは、2026年9月21日の「世界アルツハイマーデー」に向けて、公益社団法人 認知症の人と家族の会が進める取り組みに協賛すると公表した。同社グループで患者・家族向け支援アプリなどを開発しているノックオンザドア社株式会社は、認知症のある本人や家族の声を取り込み、認知症向けプラットフォーム「ワタシテ」の開発を手掛けてきた経緯がある。