この中で日本薬剤師会副会長の森昌平氏は、「どのような医療においても医薬品の提供、薬学管理は不可欠なもので、2040年以降に向けた各地域における医療提供体制と医薬品提供体制の整備を合わせて考えることが必要。日本薬剤師会でも多職種との連携を前提とした医療計画に連動した地域レベルでの医薬品提供体制の構築を目指している」と述べた。日薬は政策提言の中で「地域医薬品提供計画」を掲げている。
森氏はその上で、「特に在宅における緩和ケアにおいては医療用麻薬の使用は不可欠で、第8次医療計画においても麻薬調剤や無菌調剤等の高度な薬学管理が可能な薬局の整備を進めていくこととなっている。自宅や施設など患者さんの望む場所での医療が過不足なく提供できるよう、休日夜間を含めた緊急対応なども含めて医師を中心とした多職種連携のもとで対応できるように対応できるよう検討することが必要。薬局における在宅訪問についても今後の在宅の中で検討していただけるようお願いする」と述べた。
【中医協_総会】/日薬森氏、“地域医薬品提供計画”に言及/「在宅(その2)」
【2023.10.04配信】厚生労働省は10月4日、中央社会保険医療協議会(中医協) 総会を開き、「在宅(その2)について」を議論した。
最新の投稿
【薬剤師臨床研修】全国31グループで“病院間”連携で実施/日病薬
【2026.08.20配信】日本病院薬剤師会は8月19日に定例会見を開き、薬剤師臨床研修事業の実施について説明した。全国31グループを認定し、地域の複数の病院や薬局が連携して臨床研修を実施する。単独ではガイドラインに準拠した臨床研修の実施が難しい医療機関でも施設間連携により可能とし、実施施設の増加を目指す。関連する調査研究や指導薬剤師のe-ラーニングは厚労省委託事業として採択された。
【2026.08.19配信】厚生労働省は8月19日、要指導・一般用医薬品部会を開催。ビラノアNとアレジオン点眼薬を要指導薬に指定する要否について議論し、両剤ともに要指導医薬品に指定する方針とした。
【病院薬剤師会】熊本の医療機関へ累計7名の薬剤師派遣/県と病薬の契約なく厚労省から派遣要請受託
【2026.08.19配信】日本病院薬剤師会は8月19日に開いた定例会見で熊本地震への対応について説明した。
【日本総研レポート】「社会保険料負担軽減の焦点は医療保険制度改革」/成瀬道紀氏
【2026.08.18配信】日本総研は8月12日、経済・政策レポート「社会保険料負担軽減の焦点は医療保険制度改革」を公表した。執筆は成瀬道紀氏。レポートでは骨太の方針に現役世代の社会保険料率引き下げが明記されたこと触れ、医療保険料率をどこまで引き下げられるかが焦点となると指摘。医療費への税投入増加を展望しにくい財政環境だとし、OTC類似薬など患者自己負担の増加の政策がとられているものの大きな財政効果は見込みにくいとし、医療の必要性に応じた給付のメリハリや供給側における効率的な医療サービス提供を促す改革が求められるとしている。
【地域連携薬局】「地域が持つべき体制への協力」/厚労省 前・薬局地域機能推進企画官の大井恒宏氏に聞く
【2026.08.18配信】厚労省は6月30日、認定薬局の新基準に関する省令を公布した。その内容や趣旨について厚労省 医薬局総務課 前・薬局地域機能推進企画官の大井恒宏氏が本紙の取材に応えた。 <有料版「ドラビズ for Pharmacy」7/17・22号より一部抜粋>