カワチ薬品、4~6月の営業利益が前期比+279.1%に。宣伝費や残業削減で販管費圧縮

カワチ薬品、4~6月の営業利益が前期比+279.1%に。宣伝費や残業削減で販管費圧縮

【2020.07.22配信】  カワチ薬品は2021年3月期第1四半期決算を公表。営業利益が前年同期比+279.1%になるなど、好業績となった。対象期間は3月16日~6月15日。


【2020.07.22配信】
 カワチ薬品は2021年3月期第1四半期決算を公表。営業利益が前年同期比+279.1%になるなど、好業績となった。対象期間は3月16日~6月15日。

 売上高は737億5700万円(前年同期比+13.6%)、営業利益は31億4000万円(同+279.1%)、経常利益33億9400万円(同+220.9%)、純利益21億6000万円(同+214.6%)だった。

 この期のわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を背景に経済活動が停滞する動き等もあり、先行き不透明な状況のまま推移した。個人消費においては、将来の各種負担増に加え経済活動停滞等による経済の下振れリスク懸念が高まる中、緊急事態宣言下における不要不急の外出自粛や在宅勤務及び休校等の影響により生活費負担は増加する等もあり、節約志向は一段と高まった。

 一方、新しい生活様式への対応から予防関連商材は堅調に推移するとともに、在宅等による生活必需品等への需要や内食需要は増加する等の傾向となった。
 ドラッグストア業界においては、競合各社の出店増に加え、異業種・異業態間における価格競争の熾烈化が続く等、経営環境は一層厳しさを増している。
 このような中、同社では、有事における小売業としての使命を果たすべく、その機能強化に努め、医薬関連商材や生活必需品等の商品の集荷及び供給に努めてきた。
 利益については、販促活動の自粛等から広告宣伝費や残業時間の削減等により販管費が抑制されたこと等もあり、計画を大幅に上回った。

 同社グループの店舗数は、計339店舗(うち調剤併設116店舗、出退店無)となった。

通期業績を上方修正、売上高の修正幅は前回発表比+5.0%

 連結業績予想については、当第1四半期連結累計期間の実績及び足元の状況を鑑み、2020年4月24日に公表した通期連結業績予想を上方修正した。

 売上高2,770億円(前回発表比+5.0%)、営業利益70億円(同+66.7%)、経常利益80億円(同+57.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益48億円(同+52.2%)と予想。
 
 
 期初計画発表段階においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が事業に与える影響について想定が困難であったため織り込んでいなかったが、当第1四半期連結累計期間の業績を踏まえ、修正した。

この記事のライター

関連するキーワード


カワチ 四半期 決算

関連する投稿


【ツルハHD】調剤の売上構成比11.3%に/調剤粗利率は▲1.0ポイント減/2023年5月期第2四半期決算

【ツルハHD】調剤の売上構成比11.3%に/調剤粗利率は▲1.0ポイント減/2023年5月期第2四半期決算

【2022.12.20配信】ツルハホールディングスは12月20日、2023年5月期第2四半期の連結業績(2022年5月16日~2022年11月15日)について説明会を行った。調剤事業は開局により処方箋枚数が増加し、順調に伸長。調剤売上は対前年同期比108.9%の546億6100万円だった。対売上の構成比は11.3%となった。一方、薬価・調剤報酬改定により調剤事業の粗利率は低下。前年同期の粗利率39.6%から1.0ポイント減となる38.6%となった。


【薬王堂HD】2022年2月期決算/売上+8.8%、営業利益−18.8%/358店舗中、調剤併設4店舗、調剤専門薬局2店舗も「調剤は堅調に推移」

【薬王堂HD】2022年2月期決算/売上+8.8%、営業利益−18.8%/358店舗中、調剤併設4店舗、調剤専門薬局2店舗も「調剤は堅調に推移」

【2022.04.06配信】薬王堂ホールディングスは4月5日、2022年2月期の連結業績(2021年3月1日~2022年2月28日)を公表した。それによると、前期比は売上+8.8%、営業利益−18.8%などだった。同社は358店舗中、調剤併設4店舗、調剤専門薬局2店舗だが、調剤に関して「堅調に推移」したとしている。


【クスリのアオキHD】第3四半期末までに100薬局開設/併設店は460店となり併設率58.1%に/22年5月期第3四半期決算

【クスリのアオキHD】第3四半期末までに100薬局開設/併設店は460店となり併設率58.1%に/22年5月期第3四半期決算

【2022.03.30配信】クスリのアオキホールディングスは3月30日、2022年5月期第3四半期の連結業績(2021年5月21日~2022年2月20日)を公表した。それによると、2022年5月期第3四半期末までにドラッグストア併設調剤薬局を100薬局、新規に開設。ドラッグストア792店舗のうち、調剤薬局併設は460店舗となった。併設率は約6割になる。


【第3四半期決算】サンドラッグ、売上+2.3%、営業利益−8.5%

【第3四半期決算】サンドラッグ、売上+2.3%、営業利益−8.5%

【2022.02.15配信】サンドラッグ は2月14日、2022年3月期 第3四半期決算業績を公表した。それによると、売上高は4916億5900万円(前年同期比2.3%増)、営業利益274億4100万円(同8.5%減)、経常利益279億5300万円(同8.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益190億400万円(同8.3%減)だった。


【第2四半期決算】クスリのアオキHD、売上高1611億9200万円(前年同期は1507億1600万円)

【第2四半期決算】クスリのアオキHD、売上高1611億9200万円(前年同期は1507億1600万円)

【2022.01.04配信】クスリのアオキホールディングスは1月4日、2022年5月期第2四半期の連結業績(2021年5月21日~2021年11月20日)を公表した。それによると、売上高は1611億9200万円(前年同期は1507億1600万円)、営業利益68億500万円(前年同期は84億8100万円)、経常利益71億3700万円(前年同期は87億4800万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益46億9400万円(前年同四半期は64億3500万円)だった。「収益認識に関する会計基準」を今期から適用しており、前年同期比(%)は記載していない。


最新の投稿


【楽天グループ】薬局予約アプリ「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」の提供を開始

【楽天グループ】薬局予約アプリ「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」の提供を開始

【2024.04.22配信】楽天グループ株式会社は4月18日、「処方せん医薬品を薬局で迅速に受け取ることができる調剤薬局予約アプリ『楽天ヘルスケア ヨヤクスリ』の提供を開始した」と公表した。


【薬局検討会】健康サポート薬局、「薬機法で定めるべき」/日本薬剤師会が要望

【薬局検討会】健康サポート薬局、「薬機法で定めるべき」/日本薬剤師会が要望

【2024.04.22配信】厚生労働省は4月22日、「第4回薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」を開き、健康サポート薬局と認定薬局(地域連携薬局、専門医療機関連携薬局)の在り方について議論した。


【厚労省】選定療養の対象医薬品リスト1095品目を公開/ヒルドイドなども

【厚労省】選定療養の対象医薬品リスト1095品目を公開/ヒルドイドなども

【2024.04.22配信】厚生労働省はこのほど、「後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について」とのサイトを公開した。4月19日には事務連絡を発出。その中で対象医薬品リストも公開した。ヒルドイドなども含まれている。


【医薬品制度部会】認定薬局、「医療制度に組み込む方がいい」/希少疾病の認定薬局の提案も/委員から

【医薬品制度部会】認定薬局、「医療制度に組み込む方がいい」/希少疾病の認定薬局の提案も/委員から

【2024.04.18配信】厚生労働省は4月18日、「令和6年度第1回 厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会」を開催した。


【医薬品制度部会】日薬、フォローアップの重要性指摘/厚労省「GL作成中」

【医薬品制度部会】日薬、フォローアップの重要性指摘/厚労省「GL作成中」

【2024.04.18配信】厚生労働省は4月18日、「令和6年度第1回 厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会」を開催した。


ランキング


>>総合人気ランキング