【日本チェーンドラッグストア協会】解熱鎮痛薬の“爆買い”対策に苦慮/「制限難しい」

【日本チェーンドラッグストア協会】解熱鎮痛薬の“爆買い”対策に苦慮/「制限難しい」

【2023.01.10配信】日本チェーンドラッグストア協会は1月10日に定例会見を開いた。その中で記者から中国人による解熱鎮痛薬などの“爆買い”対策として、購入個数制限などを厚労省が求めていることへの見解を問う質問が出ると、協会は実質的な制限をすることが難しいなどの苦慮している現状を明らかにした。


 協会会長の池野隆光氏は、「インバウンド需要かどうかは分からないが、パブロンなどの総合感冒薬や解熱鎮痛薬などがバカ売れしている」と現状認識を吐露。欠品する店も出ているとした。個数制限などの措置については、措置をとっているとした上で、一度お店を出てから買いに来るケースなど、対応に難しさがあることを語った。

 同協会事務総長の田中浩幸氏も、「基本的に厳格に制限は難しい」と話した。また、制限の法的根拠も希薄であることもあり、店頭でのトラブルの誘発にもなるとの懸念も示した。

 一方、年末年始の店頭は「いいか悪いかは別として活性化している。数字だけみるとよいスタートを切れたと思っている」と話した。解熱鎮痛薬だけでなく、年末年始は検査キットなどのコロナ関連商品が売れ筋となっているという。
 池野会長は検査キットの販売などについて、「検査が根付いていくとドラッグストア・薬局が変わっていく。その前兆だと思っている」と話した。

この記事のライター

最新の投稿


【補正予算_閣議決定】薬局は最大23万円を支援/医療・介護等支援パッケージで

【補正予算_閣議決定】薬局は最大23万円を支援/医療・介護等支援パッケージで

【2025.11.28配信】政府は11月28日、2025年度補正予算案を閣議決定した。厚生労働省は「医療・介護等支援パッケージ」のうち、賃上げ・物価上昇に対する支援 として、5341億円(賃上げ1,536億円・物価上昇3,805億円)を計上。薬局には最大23万円を支援する。


【中医協_調剤その2】地域支援体制加算“都市部以外”での実績要件緩和を示唆

【中医協_調剤その2】地域支援体制加算“都市部以外”での実績要件緩和を示唆

【2025.11.28配信】厚生労働省は11月28日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開き、「調剤その2」をテーマとした。この中で、事務局は地域支援体制加算“都市部以外”での基準緩和を示唆する資料を提示した。


【中医協_調剤その2】“地域別”の薬局損益率を提示/特別区の薬局で損益率高く

【中医協_調剤その2】“地域別”の薬局損益率を提示/特別区の薬局で損益率高く

【2025.11.28配信】厚生労働省は11月28日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開き、「調剤その2」をテーマとした。この中で、事務局は“地域別”の薬局損益率を提示。特別市で損益率が高いことを示した。


【中医協_調剤その2】「基本料2」の薬局、損益率・額高いとの分析

【中医協_調剤その2】「基本料2」の薬局、損益率・額高いとの分析

【2025.11.28配信】厚生労働省は11月28日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開き、「調剤その2」をテーマとした。この中で、事務局は「基本料2」の薬局で損益率・額が高いとの分析結果を示した。通常、損益の高い結果が出た際には適正化が行われることが多い。


【中医協_調剤その2】「集中率85%超の基本料1」の薬局、「GE加算3」多く

【中医協_調剤その2】「集中率85%超の基本料1」の薬局、「GE加算3」多く

【2025.11.28配信】厚生労働省は11月28日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開き、「調剤その2」をテーマとした。この中で、事務局は「集中率85%超の調剤基本料1」の薬局に焦点を当てた。「集中率が高い薬局ほど備蓄品目数が少ないにもかかわらず、他の加算より高い点数の後発医薬品体制加算3を算定していた」とした。


ランキング


>>総合人気ランキング