「東北から世界の健康をデザインする」を新ビジョンに掲げる同社グループ。子会社であり東北6県に362店舗のドラッグストアを展開する薬王堂が、セルスペクト社製「抗原検査キット」また「PCR検査サービスパック」購入、かつ被保険者登録をされた人を対象に、入院費補償と24時間対応の医療相談サービスを無料で提供する「新型コロナあんしんプラス」を開始した。
同社では今回の販売開始について、感染者の増加傾向や相談がしづらいことへの懸念を挙げる。新型コロナの新規感染者数は横ばいから上昇基調に転じつつあり第7波の入口にあるとの報道も増えているとし、第6波では急激な感染者数の増大とそこから広がる濃厚接触者の急増で、自治体の相談窓口への相談件数が増え 「相談がしたくても電話がつながりにくい」という事態となり、不安を抱える声がたくさん聞こえてきたとする。
その上で、第7波が同様の事態を招いた時に備え、24時間対応の医療相談サービス「新型コロナあんしんプラス」の提供を通じ、救急専門医が対応する医療相談窓口に電話1本で、体に関する悩み、緊急時の対応に無料で応えられる体制を東京海上日動火災保険株式会社の協力の下、用意したとする。
「新型コロナあんしんプラス」は、対象となる「抗原検査キット」と「PCR検査サービスパック」の検査キット代金はそのままに、追加料金なしに無料で登録できるサービス。
対象の検査キット購入後、WEBから申込するだけでよく、簡単に短時間で登録可能。
同社では「同サービスを提供することで、家庭内での感染チェックと万が一の感染時の安心の備えとなり、新型コロナウイルス拡大の終息を迎え、平常の生活と経済活動を送れる日々をいち早く取り戻す一助となれば」としている。
詳細は以下の通り。
■「新型コロナあんしんプラス」(無料、要登録)について
◇サービスの特徴
① 24時間365日医療相談サービス「メディカルアシスト」
対応内容:緊急医療相談、医療機関のご案内、専門医による予約制医療相談
電話1本で、体に関する悩み、緊急時の対応に無料で応える。
② 万が一の新型コロナウイルス等感染時の「入院補償」
補償内容:1日あたり3,000円
◇保険対象となる人
薬王堂で抗原検査キットまたはPCR検査サービスパックを購入し、かつ被保険者登録をされた人
◇被保険者登録の方法
① 購入時にお渡しする通知書から、登録フォームURLにアクセス
② 登録フォームに、通知書に記載のシリアル番号、被保険者氏名、生年月日、メールアドレスを入力すると申し込みが完了する。
詳しくは下記サイトでも紹介している。
https://cellspect-yakuodo.com/pdf/covid19_anshin.pdf
◇サービス開始時期について
店頭:2022年4月25日以降の購入分から
Webサイトからのお申込み:2022年5月10日以降の購入分から
■対象の検査キットについて
セルスペクト社製の検査キットは、体外診断用医薬品抗原検査キット等を中心に5万個販売し、個人だけではなく様々な企業や自治体、医療機関、介護施設、学校からの受注と利用されている。
【薬王堂HD】医療相談付き検査キット「新型コロナあんしんプラス」販売開始
【2022.04.26配信】薬王堂ホールディングスは、365日24時間対応の医療相談、入院補償等付き検査キットの販売を開始した。子会社の薬王堂で「抗原検査キット」または「PCR検査サービスパック」購入、かつ被保険者登録をされた人に、無料での入院補償と24時間対応の医療相談サービスを提供する。
関連する投稿
【一般用抗原定性検査キット】コロナ“第11波”で薬局入手困難に
【2024.08.29配信】新型コロナウイルス感染症の“第11波”ともいわれる感染拡大で、一般用抗原定性検査キットが不足している。日本薬剤師会は厚生労働省に対し、不足解消に向けた措置を要望した。
【厚労省】“研究用”抗原検査キット、薬機法で取り締まりの方向/該当性判断の上
【2024.07.25配信】厚生労働省は7月25日に「厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会」を開催し、体外診断用医薬品の特性を踏まえた制度の見直しについて議論した。その中で「研究等の医療以外の用途を標榜する試薬の提供業者への対応」を議題とした。
【抗原検査キット】取り扱い薬局リストの厚労省での公表が終了/日本薬剤師会のHPへ移行
【2024.04.10配信】日本薬剤師会は4月10日に定例会見を開いた。その中で抗原検査キットの取り扱い薬局リストについて、厚労省HPでの公表が終了することに伴い、当面の間、日本薬剤師会のHPに掲載すると報告した。
【抗原検査キットの販売実態】偽陰性の可能性説明、遵守低い結果/厚労省
【2023.09.01配信】厚生労働省は9月1日、「医薬品販売制度実態把握調査」の結果を公表した。今回の令和4年度調査では、一般用新型コロナウイルス抗原定性検査キットの販売時の情報提供の状況に係る調査も実施した。同品の販売にあたっては厚労省が販売時に偽陰性の可能性があること等について特に丁寧に説明することなどの留意事項を示しているが、これらの事項について情報提供を行っていた割合は低い結果だった。
【コロナ禍の薬局】時間外に抗原検査キット販売協力/八戸薬剤師会(青森県)の事例/会員146薬局中62薬局が対応
【2023.05.31配信】5類移行となったコロナ。これまでの間、薬剤師会、薬局、薬剤師はどのような活動をしてきたのか。ワクチン接種会場での協力や患者自宅への治療薬のお届けなど、その貢献は数多いが、本稿では八戸薬剤師会の事例から抗原検査キット販売協力への対応を取り上げたい。社会からの要請に応える形で、会員薬局の4割がイレギュラーな営業時間外で販売対応した。
最新の投稿
【骨太原案】“OTC類似薬”、2027年度以降の対象範囲の拡大検討
【2026.07.01配信】政府は6月30日、「経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる“骨太方針”の原案をとりまとめ、公表した。医療保険関連では、OTC類似薬の保険給付の見直しに関して、施行とその状況等を踏まえた2027年度以降の対象範囲の拡大に向けた検討などを進めるとした。
【2026.07.01配信】政府は6月30日、「経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる“骨太方針”の原案をとりまとめ、公表した。診療報酬改定の中間年にあたる2027年度において薬価改定を実施すると明記した。
【規制改革答申】「オンライン診療受診施設」での医薬品の看護師等による一時的な保管・運搬を
【2026.06.30配信】規制改革推進会議は6月29日、規制改革推進に関する答申 を行った。オンライン診療の更なる普及を掲げ、「オンライン診療受診施設」での医薬品の看護師等による一時的な保管・運搬が可能であることを明確化するとした。診療の補助行為を行うに当たって前提となる医薬品及び医療機器の看護師等による一時的な保管・運搬について、医師・医療機関の管理責任の下、医療の安全性を確保することを前提に、必要最小限の条件の下で可能であることを明確化することを求めるもの。オンライン診療受診施設は医療法等改正で新設されたもの。
【規制改革答申_介護職員実施可能行為の整理を】食道ろうによる経管栄養等
【2026.06.30配信】規制改革推進会議は6月29日、規制改革推進に関する答申を行った。食道ろうによる経管栄養など、介護職員実施可能行為の整理を求めている。
【2026.06.28配信】6月28日、病気療養中の前町長の失職に伴う秋田県八郎潟町の町長選挙の投開票が行われ、薬剤師の佐藤友紀氏が当選した。