開始するのは「フレイル予防プロジェクト」。
コロナ禍において、家に閉じこもりがちになることで心身の活力が低下し、認知症や要介護のリスクが高まること(フレイル)が心配されていることを背景に挙げる。
フレイルは早めに気づき、適切な取組みを行うことによってその進行を防ぎ、健康な状態に戻ることができると言われていることから、福岡市は、福岡市医師会・薬剤師会と共同して地域のかかりつけ医・かかりつけ薬剤師と新たな取組みを行う。
対象者は福岡市内に住んでいる原則65歳以上の人(要介護1から5の方を除く)。
開催場所は福岡市医師会・薬剤師会に所属する福岡市内の医療機関・薬局。
取組の内容は、薬局で高齢者を対象にフレイルチェックを行い、フレイルの疑いがある人を把握。
かかりつけ医など医療機関と薬局が連携しフレイルの改善指導やフォローを実施する。
本人の同意を得て情報提供を受けた高齢者について、市の介護予防・健康づくり事業や地域包括支援センターへの案内など取組みのフォローアップを実施する。
4月8日から開始している。
【福岡市】薬局でフレイルチェック/コロナ禍で高まる高齢者のリスクに対応
【2022.04.11配信】福岡市はフレイル予防に向けた新たな取り組みを開始する。薬局で高齢者を対象にフレイルチェックを行うことで、家に閉じこもりがちな高齢者のリスクに対応する。
最新の投稿
【2025.01.15配信】日本薬剤師会は1月15日、都道府県会長協議会を開催した。その中で、次期、令和8年度調剤報酬改定へ向けた「考え方」を公表した。
【2025.01.15配信】日本薬剤師会(日薬)は1月15日に都道府県会長協議会を開催した。この中で出席者から零売規制への日薬の見解を問う質問が出た。
【2025.01.15配信】日本OTC医薬品協会は1月15日、小学校向けに「健康とくすり」の出前授業を行ったと公表した。
【医療用医薬品の包装単位】「見直したいとの相談きている」/日本薬剤師会森副会長
【2025.01.15配信】日本薬剤師会会(日薬)は1月15日、都道府県会長協議会を開いた。この中で、日薬がこれまで要望してきたガイドラインの投与形態にのっとった医療用医薬品の包装単位に関して、メーカーから日薬に対して包装単位を見直したいといった相談がきていると説明した。
【2025.01.15配信】市販薬の濫用対策の見直しをめぐって、ドラッグストア業界やネット事業者関係者からの“経営視点”での議論の応酬が目に付く。その根底には現状のビジネスの継続に支障となるとの思惑がのぞく。しかし、濫用問題は孤立の問題や相談先の確保、もっと言えば人的なリソースなど、地域でどう若者など守るべき人を守っていくのか、という点に収斂される。地域の持続性をどう確保するのかという、すなわち、石破茂首相が就任以来、掲げてきた「地方創生」にも関わる問題だ。