開始するのは「フレイル予防プロジェクト」。
コロナ禍において、家に閉じこもりがちになることで心身の活力が低下し、認知症や要介護のリスクが高まること(フレイル)が心配されていることを背景に挙げる。
フレイルは早めに気づき、適切な取組みを行うことによってその進行を防ぎ、健康な状態に戻ることができると言われていることから、福岡市は、福岡市医師会・薬剤師会と共同して地域のかかりつけ医・かかりつけ薬剤師と新たな取組みを行う。
対象者は福岡市内に住んでいる原則65歳以上の人(要介護1から5の方を除く)。
開催場所は福岡市医師会・薬剤師会に所属する福岡市内の医療機関・薬局。
取組の内容は、薬局で高齢者を対象にフレイルチェックを行い、フレイルの疑いがある人を把握。
かかりつけ医など医療機関と薬局が連携しフレイルの改善指導やフォローを実施する。
本人の同意を得て情報提供を受けた高齢者について、市の介護予防・健康づくり事業や地域包括支援センターへの案内など取組みのフォローアップを実施する。
4月8日から開始している。
【福岡市】薬局でフレイルチェック/コロナ禍で高まる高齢者のリスクに対応
【2022.04.11配信】福岡市はフレイル予防に向けた新たな取り組みを開始する。薬局で高齢者を対象にフレイルチェックを行うことで、家に閉じこもりがちな高齢者のリスクに対応する。
最新の投稿
【日病薬】阪大病院のシステム起因の調剤過誤事案、「通知発出も含め対応検討」
【2024.10.02配信】日本病院薬剤師会は10月2日、定例会見を開いた。その中で記者から大阪大学医学部附属病院で起きた薬剤部門システムのプログラム不具合による注射抗がん薬の過量投与の発生への対応について質問が出ると、今後、会員向けに対応を支援する目的の通知発出も検討しているとした。
【薬剤師確保】医療計画への「数値目標」の記載が約半数の25都道府県/日病薬調査
【2024.10.02配信】日本病院薬剤師会は10月2日に定例会見を開き、この中で医療計画への薬剤師確保の記載などに関する調査の結果を報告した。
【2024.10.01配信】日本薬剤師会(日薬)は10月1日に定例会見を開いた。この中で令和6年度の緊急避妊薬調査事業について説明した。
【2024.09.30配信】厚生労働省は9月30日、「安定供給の確保を基本として、後発医薬品を適切に使用していくためのロードマップ」及び「バイオ後続品の使用促進のための取組方針」を策定・公表した。
【2024.09.30配信】厚生労働省は9月30日、「地域における薬局機能に係る体制について」とするサイトを同省HPで公開。地域における外来・在宅対応、時間外対応(夜間・休日)等の薬局機能に係る体制に関する情報を公表した。