クオール、宅配便ロッカーで処方箋医薬品等の商品受渡しサービス

クオール、宅配便ロッカーで処方箋医薬品等の商品受渡しサービス

【2020.6.1配信】クオール株式会は、Packcity Japan 株式会社が展開するオ ープン型宅配便ロッカー「PUDO ステーション」を導入し、「処方箋医薬品等の商品受渡しサービス」の 運用を開始することを発表した。


【2020.6.1配信】クオール株式会は、Packcity Japan 株式会社が展開するオ ープン型宅配便ロッカー「PUDO ステーション」を導入し、「処方箋医薬品等の商品受渡しサービス」の 運用を開始することを発表した。

クオールは、オープン型宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」を活用し、お薬を受取りサービスを開始。時間に縛られない利便性の高い処方箋医薬品等の提供を目指す。

宅配便ロッカー「PUDO ステーション」は、Packcity Japan 株式会社(本社:東京都千代田区・代表取締役社長:トラン・パスカル・ロラン氏 以下、Packcity Japan)が展開するもの。

導入する「PUDO ステーション」は、クオール薬局恵比寿店(東京都目黒区)専用のオープン型宅配便ロッカーであり、利用者は、服薬指導を受けた後、いつでもご都合の良い時間に、待ち時間なく処方箋医薬品をロッカーで受け取ることが可能となる。コロナ禍において非接触・非対面での受渡しは感染症の拡大防止にもつながり利便性・安全性の高いサービスとなる。

昨今、医療分野では、「オンライン診療」、「オンライン服薬指導」に関わる法律やガイドライン等の整備が進み、オンラインでのコミュニケーションのニーズが高まることが予想されます。それに伴い、薬局も時間や場所にとらわれないお渡しの方法の確立が求められている。同社ではそういったニーズを新たなサービスで応え、地域のかかりつけ薬局として安全性・利便性の高い健康サポート機能の充実を図っていくとしている。

また、「PUDO ステーション」は、処方箋医薬品だけでなく、OTC やサプリメント等の商品の受け渡し等にも利用できる。今後、薬局は地域の健康をサポートする役割が求められており、薬を渡すだけでなく、利用者の健康を維持し、クオリティオブライフ向上に貢献できる取り組みが求められている。
「PUDO ステーション」を導入することで、予防から治療まで幅広いサービスを安全性・利便性の高い提供が可能となる。

導入店舗は「クオール薬局恵比寿店」。 住所は東京都目黒区三田 1-11-1 YT タナカビル 1F。
ロッカー稼働は24 時間。

Packcity Japan 株式会社(パックシティジャパン株式会社)の概要は以下の通り。
創業 :2016 年 4 月 7 日 (合弁会社設立 5 月 11 日)
ヤマト運輸株式会社と仏 Neopost shipping が共同出資し設立
代表取締役 :トラン・パスカル・ロラン(Pascal Train)
本社 :〒101-0052 東京都千代田区神田小川町 3-7-1 ミツワ小川町ビル 6 階
事業内容 :日本におけるオープン型宅配便ロッカーネットワークの構築
PUDO :名称は Pick up (受け取る、引き取る)& Drop off (発送する、持ち込み)の
頭文字、全国で 5,400 台以上を設置 ※2020 年 3 月時点
動画「PUDO ステーションとは?」
https://www.packcity.co.jp/our_service

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