「薬局アワード」は、「薬局ってどこも一緒じゃないの?」「信頼のおける薬局を探したい」そんな患者の疑問や要望に応えるべく、一般の人に薬局の取り組みを知ってもらうことを目的としている。参加した一般の人に、イベントをきっかけに「薬局ってこんな一面があるんだ」「今まで薬局にそんな相談したことがなかった」など薬局について新たな気づきを得てもらい、地域の薬局をより活用してほしいという思いを込めて企画しているという。
5回目となる今回の開催では、5日間に渡って繰り広げられた予選会、総勢約300人の視聴者審査員、1093票の投票によって発表薬局6組が決定した。
予選会をとおして決定した発表薬局6組は以下の通り(順不同)。
・金太郎薬局【京都府京都市】
「薬局×弁当屋!?あなたの口に入るもの、全て責任持ちます」
・OGP薬局荒川店【東京都荒川区】
「地域の女性と子どもの健康と未来をサポートしたい!」
・たむら薬局栄町店【東京都練馬区】
「地域を愛し地域から愛される薬局づくり」
・市民調剤薬局【新潟県新潟市】
「薬局スタッフもゲートキーパーです!」
・調剤薬局元気の森【群馬県前橋市】
「薬剤師が支える企業の健康「健康経営」
・合同会社みどりや薬局【静岡県島田市】
「パパママ薬局は地域健康のHUB 薬局に+αの拠点で地域を支える。」
特別ゲスト審査員は以下の通り(順不同)。
・岸田 徹 氏(NPO法人がんノート 代表理事)
・鈴木 信行 氏(患医ねっと 代表)
・狹間 研至 氏(一般社団法人 日本在宅薬学会 理事長)
・みおしん 氏(麻酔科専門医兼メディアアーティスト)
・白戸 良磨 氏(全国薬学生アワード2021 最優秀賞)
・平井 みどり 氏(兵庫県赤十字血液センター 所長)
これまでの開催実績は以下のサイトで確認できる。
・第4回みんなで選ぶ薬局アワード(2020年10月25日)
オンラインにて開催
公式レポート: https://www.onenationworkingtogether.org/61553
・第3回みんなで選ぶ薬局アワード(2019年5月19日)
東京・中目黒GTプラザホールにて開催
公式レポート: https://www.onenationworkingtogether.org/59906
・第2回みんなで選ぶ薬局アワード(2018年5月20日)
東京・リクルートGINZA8ビル11Fホールにて開催
公式レポート: https://www.onenationworkingtogether.org/57799
・第1回みんなで選ぶ薬局アワード(2017年4月9日)
東京・中目黒GTプラザホールにて開催
公式レポート: https://www.onenationworkingtogether.org/55141
また、同協会では「これまでに頂いている嬉しいお声」として以下を紹介している。
・「全国の薬局の皆様の創意工夫を知ることができて非常に有意義でした。クリニックは選ぶのに薬局は選ばないっておかしな話です。」
・「薬局によって、ここまでやり方、取り組みが違うこと、そしてどのような事をしているかを知ることができ、とても良い時間となりました。」
このほかにも、来場者からは、「かかりつけ薬局という言葉を初めて知った」「在宅医療に関わっていることを知らなかった」「お薬手帳の大切さが分かった」「病気について相談して良いんだ」などの声が多くあるという。また、聴講した医療介護従事者からは新しい薬局の一面を知ることができたと今後、薬局との連携を深めたいという嬉しい声もあるという。
参加申し込みは以下のサイトより。
https://pharmacyaward5th.peatix.com
当日はオンラインでの参加となる。誰でも参加可能。参加費は無料。
『第5回みんなで選ぶ薬局アワードONLINE』の開催日時は、2021年10月24日(日) 13:00開演、17:30閉演予定。
会場はオンライン(LIVE配信ツールを利用) で、全国どこからでも参加可能。
定員は1000名。
サポート企業は以下の通り。
株式会社経営承継支援
HYUGA PRIMARY CARE株式会社
PHC株式会社
株式会社プレカル
ファーマシストライフ
株式会社ネクスウェイ
一般社団法人 薬局支援協会は、所在地は神奈川県横須賀市。代表理事は竹中孝行氏。
「人々の健康のために薬局が更なる一歩を踏み出す機会を創造する」を理念に、薬局支援を目的としたメディアの運営などを手掛けている。
URL: http://ph-support.jp

【薬局アワード】オンラインで10月24日に開催/一般の人でも誰でも参加可能
【2021.09.24配信】一般社団法人 薬局支援協会(所在地:神奈川県横須賀市、代表理事:竹中 孝行氏)は10月24日(日)に、「第5回みんなで選ぶ薬局アワードONLINE」を開催する。全国の薬局から取り組みを募集し、一般の人に向けて発表、表彰するもので、予選会で選ばれた6組の薬局が登壇する。
関連する投稿
【2020.10.25配信】10月25日、「みんなで選ぶ薬局アワード」というイベントが開催され、参加者からの投票で決まるオーディエンス賞に、まんまる薬局(東京都)が選ばれた。同社は、薬剤師・非薬剤師の2人体制で在宅現場を回る「ボランチ制度」を取り入れている。そのボランチ制度の中で生まれてきた現場の取り組みを社内で表彰する「ベストカップルアワード」が評価された。同薬局を経営するhitotofrom社代表の松岡光洋氏は、「薬局が変わるには薬剤師だけでなく働くスタッフが行動変容を起こす必要がある」と語った。
最新の投稿
【規制改革WG】事前処方・調剤の質疑への回答公表/在宅医療における円滑な薬物治療の提供で
【2025.05.01配信】規制改革推進会議「健康・医療・介護ワーキング・グループ(第5回)」が5月1日、開催された。その中で令和7年3月14日に開催された「第2回健康・医療・介護 WG」に関する委員・専門委員からの追加質疑・意見に対する厚生労働省の回答を公表した。
【東京都薬務課】健康食品試買調査結果、79%が違反/効能効果の標榜に販売店のチラシなども注意
【2025.04.30配信】東京都薬務課は4月30日に定例会見を開き、都が毎年行っている健康食品試買調査の結果を説明した。124製品中、98製品、79%に不適正な表示、広告が発見されたという。医薬品的な効能効果の標榜を禁止している薬機法違反も多いが、景品表示法、食品表示法、特定商取引法などの違反も見られる、都では複数の法律で規制されている健康食品を取り扱う事業者に向けて講習会を開いており、講習会参加なども生かして法令遵守に取り組んでほしいとしている。
【厚労省_疑義解釈(その24)】DX加算のマイナ保険証利用率について
【2025.04.28配信】厚生労働省は4月25日、診療報酬改定についての「疑義解釈(その24)」を発出した。「医療DX推進体制整備加算」の施設基準の1つであるマイナ保険証利用率について回答。4月については在宅患者を分母から引いて構わないとしている。現在は通常の外来患者がマイナ保険証を利用した場合のみが反映されているため。5月以降については、居宅同意取得型のオンライン資格確認によるマイナ保険証利用件数が社会保険診療報酬支払基金から通 知するマイナ保険証利用率集計に含まれる予定。
【日本薬剤師会】電子お薬手帳ビューワー、他職種への周知を依頼
【2025.04.26配信】日本薬剤師会は電子おくすり手帳簡易ビューワーアプリ「e薬 SCAN」について、他職種への周知依頼を都道府県薬剤師会宛てに発出した。
【財政審】 後発薬調剤体制加算等、政策目標の達成状況を踏まえ「必要に応じ報酬体系の再編を」
【2025.04.23配信】財務省は4月23日に財政制度等審議会「財政制度分科会」を開催した。