リクルートがオンライン面接導入の現状を調査、「導入済」20%

リクルートがオンライン面接導入の現状を調査、「導入済」20%

【2020.04.24リリース配信】リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社⾧:佐藤 学)は、企業の採用担当者へアンケート調査を行い、1,030 人から回答を得た。3 月末時点でのオンライン面接の導入状況についてまとめ、結果を公表した。


【2020・04.24配信】
オンライン面接導入の現状
「導入済」20%

リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社⾧:佐藤 学)は、企業の採用担当者へアンケート調査を行い、1,030 人から回答を得た。3 月末時点でのオンライン面接の導入状況についてまとめ、結果を公表した。

3 月末時点でのオンライン面接導入済企業は 18.0%。導入を決めてこれから導入する企業は 11.8%であった。
導入を検討している企業は約 25%と、4 社に 1 社は導入検討していることが分かった。この動きは今後より広がりをみせるだろう。

■オンライン面接を導入した理由
オンライン面接を導入済(これから導入も含む)、または導入検討している採用担当者に導入理由を聞いたところ、30%を超えた理由は次の6つであった。
・「自社と離れた地域・場所に住む候補者とも面接をするため」61.4%、
・「面接場所の確保や案内などの時間を効率化するため」55.5%、
・「候補者の移動の時間や交通費を削減してもらうため」46.4%
・「オンラインの方が候補者と日程調整がしやすいため」39.0%
・「より多くの面接枠を確保するため」34.5%
・「災害や有事の際でも、面接を滞りなく進めるため」34.3%

■2019 年度中途採用で充足している企業はオンライン面接を導入している割合が高い
2019 年度の中途採用数について、「計画を上回った企業」(中途採用充足企業)では既に 30.3%がオンライン面接を導入している。一方、「計画を下回った企業」ではわずか 14.3%にとどまり、中途採用充足企業との差は実に 16.0 ポイントに上る。
中途採用充足企業では「すでに導入済」と「導入を決め、これから導入する」割合と合わせると、54.5%と過半数を超えている。

■調査概要
実施期間|2020 年 3 月 23 日(月)~ 2020 年 3 月 27 日(金)
調査対象|パート・アルバイトを除く会社員の方で、人材採用を担当されている方
回答数 |1,030 人
調査方式|インターネット調査

この記事のライター

最新の投稿


【基本料1問題】大阪府薬に続き都薬も「断じて反対」表明

【基本料1問題】大阪府薬に続き都薬も「断じて反対」表明

【2025.12.07配信】東京都薬剤師会(都薬)は12月5日に定例会見を開き、中医協で規模の小さな薬局が該当することが多い「調剤基本料1」の除外範囲を拡大するとの議論について言及。特に大阪府と東京都に該当地域のある「特別区」が名指しされていることについて、都薬会長の髙橋正夫氏は、「大阪府薬が会見で“絶対に許さない”と表明されているが、都薬も同じ考えだ」と話した。


【ドラッグストア協会】かかりつけ薬剤師「在籍年数」延長に反対

【ドラッグストア協会】かかりつけ薬剤師「在籍年数」延長に反対

【2025.12.06配信】日本チェーンドラッグストア協会は12月5日に定例会見を開き、調剤報酬改定への要望を説明した。かかりつけ薬剤師指導料の要件見直しについても要望した。


【ドラッグストア協会】敷地内薬局「ただし書き」撤廃でも、「新規開局に限定を」

【ドラッグストア協会】敷地内薬局「ただし書き」撤廃でも、「新規開局に限定を」

【2025.12.06配信】日本チェーンドラッグストア協会は12月5日に定例会見を開き、調剤報酬改定への要望を説明した。敷地内薬局について、施設基準において「ただし、当該保険薬局の所在する建物内に診療所が所在している場合を除く」という「ただし書き」を削除すべきとの意見が出ていることに対し、撤廃でされたとしても新規開局に限定すべきといった要望を表明した。


【ドラッグストア協会】敷地内薬局「連座制導入」なら「薬局事業撤退せざるを得ない」

【ドラッグストア協会】敷地内薬局「連座制導入」なら「薬局事業撤退せざるを得ない」

【2025.12.05配信】日本チェーンドラッグストア協会12月5日に定例会見を開き、調剤報酬改定要望をを表明した。その中で、敷地内薬局「連座制導入」なら薬局事業から撤退せざるを得ないなどと、強い抵抗感を示した。


【日薬】森副会長「基本料1の議論、手をつけること考えていない」

【日薬】森副会長「基本料1の議論、手をつけること考えていない」

【2025.12.03配信】日本薬剤師会は12月3日に定例会見を開いた。その場で中医協委員である副会長の森昌平氏は調剤基本料1を取り上げた議論に対して、日薬としては「対応は全く考えていない」と言及した。


ランキング


>>総合人気ランキング