今回の取り扱い商品は、風邪薬や目薬、胃腸薬など第2類医薬品と第3類医薬品の49種類。
専用アプリから取り扱い店舗、希望の医薬品を選択すると、必要な説明事項が表示され、確認ボタンのタッチすることで注文が可能になる。
店舗では商品を医薬品専用の袋に入れ、登録販売者が確認の上配達員に渡す。店舗の医薬品販売時間内での取り扱いとなる。
同社では「有事と平時を問わず、医薬品が手元にすぐ欲しいというニーズは高く、特に最近では、新型コロナウイルス感染予防のための外出自粛が求められる中、需要が高まっている」とする。
同社では、2009年頃より、地域の調剤薬局との連携や登録販売者の育成などの取り組みを行うことで医薬品の取り扱い店舗を拡大し、現在245店舗で取り扱いを行っている(2020年12月末時点)。
同社は今後も、社会の変化に応じた新しいサービスの導入・展開を行っていく考え。
Uber Eatsでの取り扱い医薬品(一例)は、49種類。「風邪薬」、「目薬」、「胃腸薬」、「皮膚用薬」、「湿布薬」など第2類医薬品・第3類医薬品。
2月4日(木)の医薬品取り扱い店舗は、ローソンゲートシティ大崎アトリウム店(東京都品川区大崎1-11-1)、ローソン荏原町駅前店(東京都品川区中延5-7-4)、ローソン久が原一丁目店(東京都大田区久が原1-12-11)。販売時間は各店舗の医薬品販売時間に限る。
Uber Eatsアプリ内での医薬品注文の流れは、まずUber Eatsアプリ内で店舗を選択。購入したい医薬品を選択したあと、注意事項の説明を確認。質問事項に回答し、医薬品に関する質問有無を回答。カートに追加、注文確定となる。医薬品購入に関する相談は販売店が電話で受ける。
ローソンでは、2019年8月29日にUber Eatsとの取り組みを開始。
売上高上位商品(1月度実績)は、1位「からあげクン レッド」、2位「Uchi Café Spécialité 雪溶けショコラテリーヌ」、3位「オリジナル 富士山の天然水 2L」。取り扱い商品は約350品目。
主な商品は弁当、おにぎり、麺類、フライドフーズ、デザート、ベーカリー、冷凍食品、おつまみ、飲料、酒類、カップ麺、日用品、雑誌など。
1月31日(日)時点のフードデリバリーサービス導入店舗数は以下の1508店舗。
北海道(52店舗)、宮城県(27店舗)、新潟県(7店舗)、栃木県(5店舗)、群馬県(3店舗)、長野県(3店舗)、埼玉県(93店舗)、千葉県(67店舗)、東京都(472店舗)、神奈川県(191店舗)、静岡県(10店舗)、愛知県(78店舗)、富山県(8店舗)、石川県(5店舗)、京都府(48店舗)、大阪府(188店舗)、兵庫県(78店舗)、奈良県(1店舗)、和歌山県(4店舗)、岡山県(11店舗)、広島県(24店舗)、香川県(5店舗)、愛媛県(10店舗)、福岡県(79店舗)、熊本県(15店舗)、大分県(12店舗)、宮崎県(7店舗)、鹿児島県(5店舗)。

【国内初】ローソン、Uber Eatsで医薬品を配送
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