【日本保険薬局協会】薬剤師会作成の薬局「リスト」/「活用されている」は約2割

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【2024.10.24配信】日本保険薬局協会は10月24日に定例会見を開いた。


 「地域の薬局情報の活用状況」に関する調査結果も公表した。

 薬剤師会サイトに公表されている薬局情報が「大いに活用されている」「活用されている」と回答されたのは、1213薬 局、20.3%だった。

 

 調査のフリー回答では、医薬品の融通や輪番制など薬局間連携や医療機関からの在宅依頼申請などで利用され、役に立ったとする意見がある一方で、情報の一元化を求める声があったという。

 具体的には「薬局情報登録のため何度も同じ作業が発生しておりG-MISに集約して欲しい」と言った声や、「地域薬剤師会での管理ではなく一元的に管理できるシステムを構築してほしい」などの声があったという。
 「変更があった場合には各薬局からその都度ウェブ上で 変更できればより正確な情報を提供できる」という意見もあった。

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