会見同日の6日には東京都知事の会見があった。そこで、都薬の会見では、予算要求の内容に関して説明があった。
この中で、「東京都医療機関等物価高騰緊急対策支援金」の予算について、薬局向けに11億円が計上されたことを報告した。確定ではないものの、薬局当たりで考慮すると、1軒15万円という、医療機関同等の額となる見込みという。
都薬・高橋正夫会長は、「医療機関の物価高騰対策の支援金は、入院における食事などへの支援など、別枠もあるが、医療機関と同等の金額を計上いただけたことありがたいと思っている。これまで、“これだけしか”と騒いでいたこともよかったのではないか」と話した。
また、コロナワクチン接種の話も出てきているとし、都薬として「しっかり対応していける状況をつくっていきたい」と、貢献していく姿勢を示した。

【東京都薬剤師会】東京都「物価高騰対策」、予算で医療機関と同じ支援金額の計上を報告
【2024.09.06配信】東京都薬剤師会は9月6日、「東京都医療機関等物価高騰緊急対策支援金」で、医療機関対象と同等の額が計上されたことを報告した。
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