10月2日に浪江町に薬局を開設したのはI&H子会社の「いずみ調剤」(福島市)。同町に薬局が開設されるのは、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故発生後初めてという。薬局名は「なみえ調剤薬局」。
浪江町には複数の薬局があったが、震災以降、営業を休止。地域住民は町外の薬局に出向いたりしていたという。
いずみ調剤社長の菅原憲太郎氏は本紙に対し、「I&Hは阪神大震災で薬局が被災し、多くの支援を受けた過去がある。恩返しの気持ちを込め、福島の復興に貢献したい」とコメント。開局によって地域に貢献したい考え。
またI&H関係者は、「いずみ調剤薬局の菅原社長の熱い思いで開設までこぎつけた。一方で、重要なことは持続性をいかに構築するかということ。持続して初めて地域に貢献できると思っている」と指摘。今後、同社薬剤師によるスタッフの循環や、地元薬剤師の育成などを通して営業の持続性を模索していきたい考え。
I&Hでは今年4月にも日本最西端の薬局を与那国島に開設。へき地・離島を含め、薬局がなくて地域住民が困っているような地域への開局に力を注いでいる。
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