【日本保険薬局協会】首藤会長、会見欠席/吉野専務理事「対外活動をする状況にないとの理解」

【日本保険薬局協会】首藤会長、会見欠席/吉野専務理事「対外活動をする状況にないとの理解」

【2023.09.07配信】日本保険薬局協会は9月7日に定例会見を開いた。


 同日の会見では会長の首藤正一氏が、急用のため欠席した。
 協会専務理事の吉野隆之氏は会見の冒頭で会長の欠席について触れ、「対外的な活動をする状況にはないのではという理解をしている」と話した。
 同日は会見前に常任理事会が開かれていたが、首藤会長は常任理事会も欠席したという。
 
 首藤会長の所属するアインホールディングスではKKR札幌医療センターの敷地内薬局をめぐって入札妨害の疑いで役員が逮捕される事件が起きている。吉野専務理事は「現時点で(事件の)全体像を理解する状況」にはないとし、「もうちょっと時間が必要かなというのが現状の認識」とした。

 ただ、記者からは「会の活動に影響はないのか」「今後体制の変更を考えているのか」といった質問が飛んだが、吉野専務理事は「現時点で会長の活動できない時間がどれくらいになるのか見通せない状況」とし、「行事もあるし会内手続きもあるので支障がないか状況をウオッチしていきたい」と述べるにとどめた。「何も予定が立っていない」のが現状とした。

 10月8日から開催を予定している日本薬局学会学術総会については、「現時点で決まっているものはないが学会活動について変更しようというところはない」とし、「たんたんと進めるしかないと思っている」(吉野専務理事)と語った。

この記事のライター

最新の投稿


【厚労省】“研究用”抗原検査キット、薬機法で取り締まりの方向/該当性判断の上

【厚労省】“研究用”抗原検査キット、薬機法で取り締まりの方向/該当性判断の上

【2024.07.25配信】厚生労働省は7月25日に「厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会」を開催し、体外診断用医薬品の特性を踏まえた制度の見直しについて議論した。その中で「研究等の医療以外の用途を標榜する試薬の提供業者への対応」を議題とした。


【日薬】オーバードーズ問題でマニュアル作成を検討中

【日薬】オーバードーズ問題でマニュアル作成を検討中

【2024.07.24配信】日本薬剤師会は7月24日、都道府県会長協議会を開催した。


【厚労省】処方箋保存期間の検討を提示/薬局検討会

【厚労省】処方箋保存期間の検討を提示/薬局検討会

【2024.07.19配信】厚生労働省は、現在3年間となっている処方箋の保存期間について見直す方針を示した。「第7回薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」で提示した。診療録の保存期間が5年となっている中、電子処方箋については処方箋を調剤済みとなった日から5年間保存するサービスを提供しているなどの環境変化を挙げている。今後、制度部会で議題とする方針。


【コンソーシアム】大阪市から調剤外部委託で4社8薬局が確認通知受領を公表

【コンソーシアム】大阪市から調剤外部委託で4社8薬局が確認通知受領を公表

【2024.07.19配信】薬局DX推進コンソーシアムは7月19日、大阪市から調剤業務一部委託事業の確認通知を受け取ったと公表した。


【日本保険薬局協会】健康サポート薬局と地域連携薬局「違いない」/厚労省検討会に意見書

【日本保険薬局協会】健康サポート薬局と地域連携薬局「違いない」/厚労省検討会に意見書

【2024.07.19配信】日本保険薬局協会は7月19日に開かれた厚労省「第7回 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」で意見書を提出した。「健康サポート薬局、地域連携薬局、地域支援体制加算届出薬局が描く薬局像は、小異こそあれ、分立させるほどの違いはない」とした。


ランキング


>>総合人気ランキング