FIPのドミニク・ジョルダン会長が闘病の末、2023年8月19日に逝去した。
ジョルダン会長は、スイスの薬剤師で、もともと開局者。20年前にFIPの会員となり、2018年にFIP会長に選出された。会長に選出される前は、2014年から2018年まで製薬連盟の理事長を務めていた。
日本薬剤師会の山本信夫会長は、哀悼の意を表した。「大変アグレッシブな方で“OneFIP”のビジョンを示すなど、FIPの機構改革を進めた方だった」と述べた。「アジアにおいても気を配って活動いただいた」とした。
山本会長はFIPの副会長を務めてきたこともあり、「個人的にも大変残念な思いだ」と語った。
【FIPドミニク・ジョルダン会長訃報】日薬・山本会長が哀悼の意
【2023.08.23配信】FIP(International Pharmaceutical Federation、国際薬剤師・薬学連合)のドミニク・ジョルダン会長の訃報について、日本薬剤師会会長の山本信夫氏は哀悼の意を表した。8月23日の定例会見で語ったもの。
最新の投稿
【保険薬局協会】地域加算「基本料1」と「それ以外」で点数・実績要件統一を/次期改定要望
【2025.12.11配信】日本保険薬局協会は12月11日に定例会見を開き、会長の三木田慎也氏が次期調剤報酬改定の要望事項を説明した。調剤基本料に紐づいて区分のある地域支援体制加算について、「基本料1」と「それ以外」での要件や点数を統一することを求めた。
【病院薬剤師会】診療報酬改定議論「期待」/転所時評価などの要望反映で
【2025,12.10配信】日本病院薬剤師会(日病薬)は12月10日に定例会見を開き、厚労省中医協で議論の進んでいる次期診療報酬改定について、期待できるとの見方を示した。日病薬が要望事項に挙げていた転所時の情報共有への評価などが俎上にのっていることなどを評価した。
【2025.12.07配信】東京都薬剤師会(都薬)は12月5日に定例会見を開き、中医協で規模の小さな薬局が該当することが多い「調剤基本料1」の除外範囲を拡大するとの議論について言及。特に大阪府と東京都に該当地域のある「特別区」が名指しされていることについて、都薬会長の髙橋正夫氏は、「大阪府薬が会見で“絶対に許さない”と表明されているが、都薬も同じ考えだ」と話した。
【ドラッグストア協会】かかりつけ薬剤師「在籍年数」延長に反対
【2025.12.06配信】日本チェーンドラッグストア協会は12月5日に定例会見を開き、調剤報酬改定への要望を説明した。かかりつけ薬剤師指導料の要件見直しについても要望した。
【ドラッグストア協会】敷地内薬局「ただし書き」撤廃でも、「新規開局に限定を」
【2025.12.06配信】日本チェーンドラッグストア協会は12月5日に定例会見を開き、調剤報酬改定への要望を説明した。敷地内薬局について、施設基準において「ただし、当該保険薬局の所在する建物内に診療所が所在している場合を除く」という「ただし書き」を削除すべきとの意見が出ていることに対し、撤廃でされたとしても新規開局に限定すべきといった要望を表明した。