東京都薬剤師会会長の永田泰造氏は調剤業務の一部外部委託に関して、コンソーシアムの設立などの動きがあることに触れ、「(大阪府薬剤師会会長の)乾先生も大変ご苦労されていることと思う」と話した。
自身の考えとしては、「経済的な概念からの効率化にしか見えない」と指摘。規制改革推進会議では委託先が薬局でなくてもよいなどの提案もされていることに関しては、「医療提供体制も地域医療構想の中で進む中で、なぜ調剤だけが(薬局で調剤するという)法律を無視したスタイルになるのか。決して望ましいことではない」と話した。
「周辺の薬局は委託するのだろうか」と周辺の薬局との合意についても懸念を示した。
加えて対物業務の効率化については、機械化は個々の薬局でも進んでいるとし、個々の薬局で対応したり、地域連携薬局推進政策に象徴されるように、地域の薬局間連携によって薬局は役目を果たすことができるとの考えを示した。
大阪府知事が推進する意向と伝えられていることに対しては「考え直してほしい」と述べた。
【特区調剤外部委託】都薬永田会長、府知事の推進意向「考え直してほしい」/府薬で合意はあるのか
【2023.05.12配信】東京都薬剤師会は5月12日に定例会見を開き、大阪府において調剤業務の一部外部委託の特区での実施を目指す動きに関して、「大阪府薬剤師会などの周辺の薬局は委託するだろうか」として、地域での合意があるのかどうかを疑問視した。そういった合意がはかられていない中においては、推進意向 が伝えられる大阪府知事に対しては「考え直してほしい」と話した。
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