薬剤師法により、動物病院における薬の調剤業務は「獣医師」か「薬剤師」が行うことと定められているが、同社では実際には動物病院に薬剤師が在籍しているケースは非常に少なく、「獣医師」が動物病院で診察の合間に調剤を行っているのが現状だとしている。その上で、動物病院向け調剤薬局「12薬局」が調剤業務を受託することで、動物病院にとっては「獣医師」の業務負担の軽減に繋がるほか、医薬品仕入れコスト・在庫ロスの削減、「薬剤師」雇用コストの削減、処方薬の選択の幅が広がることなど、さまざまなメリットを享受できるとしている。
動物病院サイドは調剤業務の委託により、飼い主にとっても多くのメリットが生まれ、人間のケースと同様、「薬剤師」が処方箋のチェックを行い、専門業務として適切な調剤・調合をするため、安心・安全な投薬治療が実現するとしている。さらに、12薬局では飼い主の自宅(日本全国対応)まで薬を届けるため、診察後にすぐに会計をして帰宅でき、待ち時間の削減にも繋がっているという。
今回、取得した特許は、「獣医師に適切な情報を提供することができると共に薬剤師による適切な調剤を行った動物用の薬を配送することができる動物調剤情報管理システム」。
特許概要は以下の通り。
特許番号 特許第7201970号
登録日 令和4年12月27日
特許権者 株式会社ブーリアン
発明の名称 動物用調剤情報管理システム
「12薬局」は動物病院の医薬分業モデルとして、自社開発した調剤業務委託システム「 Vets Medicine Operation ( VMO ) 」により、獣医師からの「オンラインによる調剤指示(電子処方箋)」を受け、医薬品の分割・粉砕加工などの動物調剤から飼い主への薬の発送 ( 日本全国対応 ) まで動物病院の調剤業務を一括受託している。
12薬局は調剤薬局許可を受けており、薬剤師が「動物用調剤」を実施。飼い主に ” 安心・安全 ” を提供するため「抗がん剤・免疫抑制剤」などの取扱い危険薬はとくに慎重に取扱い、薬剤師が安全キャビネット内で防護服着用のうえ調剤をしている。
“動物病院の医薬分業”コンセプトの「12薬局」、特許取得/動物調剤情報管理システムで
【2023.02.01配信】「動物病院の医薬分業」をコンセプトに動物病院向け調剤薬局「12薬局」(わんにゃんやっきょく)の展開を行う株式会社ブーリアン(所在地:東京都世田谷区、代表取締役:細木喜弘氏)はこのほど、「動物用調剤」に関する特許を取得したと公表した。
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