ツルハHD、事業目的で定款変更、食堂やエステ、介護施設、金融の経営を追加

ツルハHD、事業目的で定款変更、食堂やエステ、介護施設、金融の経営を追加

【2020.07.08配信】ツルハホールディングスは7月7日に開催された取締役会において、定款の一部変更を決議した。生鮮品販売のほか、喫茶店、エステ、医療・介護・福利厚生施設、金融業の経営などを事業目的に加え、事業の多様化に向けて準備する。


【2020.07.08配信】
 ツルハホールディングスは7月7日に開催された取締役会において、定款の一部変更を決議した。同変更については、8月11日開催予定の「第58期定時株主総会」において議題とされる。

 事業目的の内容について、記載を変更する。目的は同社事業の現状に即し、事業目的の明確化を図るとともに、今後の事業展開、事業内容の多様化に対応するためとしている。

 具体的に新設する事業目的は、食肉、鮮魚、総菜、青果の販売のほか、喫茶店および食堂の経営および仕出し弁当の販売、美容院、理容院、エステティックサロン、ネイルサロン、メイクアップサロン、ビューティサロン、アロマテラピー店の経営、按摩、マッサージ、鍼灸等の施術所の経営、薬局、病院、老人ホーム、医療・介護・福利厚生施設ならびにスーパーマーケットの経営、業務委託および業務に関するコンサルティング事業、金融業、フィットネスクラブおよびスポーツ施設の経営と、多彩な内容となっている。
 
 8月11日の株主総会後、効力発生は同日となる。

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