スギ薬局、健保向けに重症化予防プログラムを提供するPREVENT社と提携

スギ薬局、健保向けに重症化予防プログラムを提供するPREVENT社と提携

【2020.06.23配信】 スギホールディングスは、子会社の株式会社スギ薬局が健保向けに重症化予防プログラムを提供するPREVENT社と提携することで合意したことを公表した。この提携により、今までスギ薬局のサービスに欠けていたハイリスク者層に対する重症化予防支援を加えることで、疾病予防から治療までの一気通貫での支援が可能となり、地域の生活者・患者の健康寿命の延伸と医療費の適正化により深く貢献していくことができるとしている。


【2020.06.23配信】
 スギホールディングスは、子会社の株式会社スギ薬局が、健康保険組合向けに主治医と連携した生活習慣病の重症化予防プログラムを提供する株式会社 PREVENTと業務提携することで合意したことを明らかにした。この提携により、今までスギ薬局のサービスに欠けていたハイリスク者層に対する重症化予防支援を加えることで、疾病予防から治療までの一気通貫での支援が可能となり、地域の生活者・患者の健康寿命の延伸と医療費の適正化により深く貢献していくことができるとしている。
 株式会社スギ薬局(愛知県大府市、代表取締役社長:杉浦 克典氏、以下スギ薬局)は、健康保険組合向けに主治医と連携した生活習慣病の重症化予防プログラムを提供する株式会社 PREVENT(愛知県名古屋市、代表取締役:萩原 悠太氏、以下 PREVENT)と業務提携することで合意した。
 具体的な業務提携の内容としては、中部エリアに本拠地を有する両社の経営資源を活用し、共同事業を実施する予定。スギ薬局の管理栄養士の活用や取引先の相互紹介による重症化予防事業の展開の拡大を図るほか、PREVENT社の重症化予防プログラムとスギ薬局の提供する他のサービスを連携することで一気通貫型の予防・医療サービスの展開を目指す。さらに、地域生活者(市町村国保など)への展開を目的に、スギ薬局店舗を活用したリアルとデジタルの融合による重症化予防支援モデルを構築する。

 日本においては生活習慣の変化や高齢化により、生活習慣病をはじめとする慢性疾患の患者が増加し、生活習慣病は死因の約 6 割、かつ国民医療費の約 3 割を占めており、発症や重症化の予防への取り組みが重要視されている。特に糖尿病は、重症化した際の人工透析治療に 1 人あたり月額
約 40 万円の医療費がかかり、年間医療費の総額は 1.57 兆円と大きな課題となっている。この医
療費適正化に向けては、健康な人の病気の発症予防のみならず、既に医療機関にて治療中の方に対
する疾病の重症化予防に対する期待が大きくなっている。

 スギ薬局は、関東・中部・関西・北陸エリアに約 1,300 店舗を展開し、約 3,000 名の薬剤師や
約 500 名の管理栄養士を活用する調剤併設型ドラッグストアを強みに、地域の生活者の病気予防・
健康管理に生涯にわたって関わり、健康増進に貢献する「トータルヘルスケア戦略」を展開してい
る。近年では、様々な医療機関から生活習慣病などの処方箋を年間約 1,000 万枚応需している処
方箋調剤事業に加えて、リアルとデジタルを連携させた予防・未病領域の展開を強化している。
 具体的には、メタボリックシンドロームの予防と改善を促す「特定保健指導」や 150 万人の健康診断データを活用した生活習慣病予防向けの情報サービス「メタボリスクレポート」などの健康保険
組合向けのサービスと、一般消費者向けのアプリによる食事・運動などのセルフケア支援サービス
「スギサポ walk/eats/deli」などを展開している。

 一方、PREVENT は、「一病息災の健康づくり」をテーマに、名古屋大学大学院医学系研究科(保健学)山田研究室での研究成果を基にした重症化予防技術を中心に、生活習慣病(高血圧・脂質
異常症・糖尿病)の重症化予防や脳梗塞、心筋梗塞の再発防止に取り組む方の健康づくり支援をし
ている。レセプトや健康診断データを活用して疾患の発症を予測する医療データ解析事業「Myscope」や、理学療法士、管理栄養士、保健師などの専門家による質の高い指導およびアプリとライフログのモニタリングデバイスを活用した生活習慣改善指導による重症化予防支援事業
「Mystar」を展開している。PREVENT のプログラムでは、利用者に担当の専門家が付き、スマホアプリケーションや腕時計型ウェアラブルデバイスなどからライフログのモニタリングを行い、2週間に一度の専門家からの電話面談を軸にした、減塩などの食事改善や、それぞれのペースに合わせた運動指導など、一人ひとりに合わせた生活習慣改善のサポートを提供している。
 
 当事会社の概要について
【株式会社 PREVENT の概要】
会 社 名: 株式会社 PREVENT
設 立 日: 2016 年 7 月
所 在 地: 愛知県名古屋市東区葵一丁目 26 番 12 号 IKKO新栄ビル 9F
代 表 者: 代表取締役 萩原 悠太
U R L : https://prevent.co.jp/company
事業内容: 医療データ解析、生活習慣病の重症化予防支援事業 など
【株式会社スギ薬局の概要】
会 社 名: 株式会社スギ薬局 (スギホールディングス株式会社 100%子会社)
設 立 日: 2008 年 9 月
所 在 地: 愛知県大府市横根町新江 62 番地の 1
代 表 者: 代表取締役社長 杉浦 克典
U R L : https://www.drug-sugi.co.jp/
事業内容: 調剤併設型ドラッグストアの運営

この記事のライター

最新の投稿


【日薬新執行部】岩月新会長が示した「覚悟」/新任9人登用で組織刷新、若手抜擢と女性幹部を倍増

【日薬新執行部】岩月新会長が示した「覚悟」/新任9人登用で組織刷新、若手抜擢と女性幹部を倍増

【2024.05.24配信】日本薬剤師会の次期会長に内定している岩月進常務理事は、新執行部人事を固めた。新任は9人で、組織を刷新。目玉は若手の登用と女性幹部の増員だ。若手では上田薬剤師会の飯島裕也氏(44)と鳥取県薬剤師会の徳吉雄三氏(46)、慶大医学部特任研究員の日髙玲於氏(32)などを抜擢した。女性幹部は倍増の6人。(5月22日付けドラビズforPharmacy朝刊より。医薬コラムニスト/ジャーナリスト 玉田慎二)


【一般薬連】自主点検結果を公表

【一般薬連】自主点検結果を公表

【2024.05.24配信】日本一般用医薬品連合会(一般薬連)は5月16日、協会加盟企業による一般用医薬品の品質に係る自主点検結果を公表した。


【訃報】大分県薬剤師会会長の安東哲也氏が死去

【訃報】大分県薬剤師会会長の安東哲也氏が死去

【2024.05.23配信】大分県薬剤師会は5月23日、現職県薬会長の安東哲也氏が死去したと公表した。


【大木ヘルスケアHD】医薬品売上2桁増/2024年3月期決算

【大木ヘルスケアHD】医薬品売上2桁増/2024年3月期決算

【2024.05.23配信】ヘルスケア卸大手の大木ヘルスケアホールディングス は5月23日に2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の決算説明会を開催した。


【厚労省】後発薬調剤体制加算、カットオフ値で臨時的取り扱い/令和6年度薬価改定の広い措置で

【厚労省】後発薬調剤体制加算、カットオフ値で臨時的取り扱い/令和6年度薬価改定の広い措置で

【2024.05.22配信】厚生労働省は5月22日、「令和6年度薬価改定を踏まえた診療報酬上の臨時的な取扱いについて」を発出した。カットオフ値について、当面の間、臨時的取り扱いを行うとした。


ランキング


>>総合人気ランキング