ミナカラ取締役の喜納氏は、「オンライン薬局」について、ユーザーのニーズを「ワンストップで提供すること」と定義していると説明。
「購入を点で支えていることや、店舗もサービス提供が点になっていることもあると思うが、重要なのは問題は日常生活の中で起きているということ」と指摘。同社では、オンラインによって日常生活の中からタッチポイントをつくってフォローしていることを説明した。
「今の時代だからできる構築できる医療体制にも挑戦している」として、一例としてOTC医薬品のPB(プライベートブランド)をつくっていることに関してもマーケティングがオンラインになるため、そのマーケティング手法にそった開発になるとした。デザインや価格サイズ感もそうで、例えば、パッケージも2.5㎝を超えるかどうかで物流費が変わってくるとした。オンラインマーケティングによってロングテールな商品開発も可能になるとした。
また、物流センターがサービス提供施設化することもいいのではないかとの考えで、石川県の物流センターの取り組みを紹介した。その上で「医療分野でも多様なデリバリーを取り入れることが必要なのではないか」との考えを示した。
ピッキングなども機械化によって人件費という形で固定費化することがないというメリットもあるとした。
同社では健康相談のオンライン相談から、受診勧奨を行うことやOTC医薬品販売につなげること、医療相談サービスにつなげることなどがあるという。
喜納氏は、個人的な思いとして、既存の薬局に同社サービスを提供していくことによってお互いの強みを生かし補完し合いたいとの考えを示した。
同社サービス利用のきっかけとしては、自らの体調変化についてネットで検索した際に知ったことが多いとし、「ネット上でユーザーはさまよっているのではないか」(喜納氏)との見方も示した。
なお、同社は2021年10 月 22 日にNTT ドコモおよびメドレーによる全株式の共同取得が行われている。代表取締役会長にはNTTドコモ執行役員の三ケ尻 哲也氏、代表取締役社長にはメドレー代表取締役社長の瀧口浩平氏が、それぞれ就任している。
【オンライン薬局のミナカラ】「ネット上でさまよっているユーザーいる」/喜納取締役が講演
【2022.03.15配信】“オンライン薬局”を展開するミナカラ取締役の喜納信也氏は3月15日に都内で講演し、個人的な思いとして同社のオンライン健康相談サービスを地域の薬局に提供していくことで「お互いの強みを生かし補完し合えるのでは」とのビジョンを語った。同社サービス利用のきっかけとしては、自らの体調変化についてネットで検索した際に知ったことが多いとし、「ネット上でユーザーはさまよっているのではないか」(喜納氏)との見方も示した。こうした声に薬局が応えていく必要性もありそうだ。カケハシが主催したオンラインセミナーで講演したもの。
最新の投稿
【OTC類似薬】一部保険外療養の創設に伴う見直しを答申/中医協
【2026.09.16配信】厚生労働省は9月16日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開き、OTC類似薬に関わる一部保険外療養の所要の見直しについて答申した。
【独自_3団体トップ鼎談②】在宅への評価、「われわれが目指す地域医療機能の強化と完全に一致」/日本チェーンドラッグストア協会
【2026.09.16配信】日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は、令和8年度調剤報酬改定において「300店ルールの撤廃」や「基本料3-ハの2点加点」、「在宅機能評価」などについて評価する考えを示した。本紙が実施した日本薬剤師会、日本保険薬局協会とのトップ鼎談で、塚本厚志会長が見解を示したもの。今後、経営効率化や規模拡大は「ドラッグストアチェーンが今まで重ねてきた企業努力の結果、成果である」ことを訴え、1つ1つの薬局の質や機能での評価を求める。
【2026.09.15配信】KKR札幌医療センターの敷地内薬局整備を巡り、アインファーマシーズの元代表取締役社長と元取締役が公契約関係競売入札妨害の罪に問われ、1審有罪、2審無罪となり札幌高検が上告していた裁判で、最高裁は判決期日を決めた。
【独自_3団体トップ鼎談①】入院回避等のアウトカムに対する評価を/日本保険薬局協会
【2026.09.14配信】日本保険薬局協会(NPhA)は、将来的に入院回避等のアウトカムに対する評価を体系に組み込んでほしいとの考えを示した。本紙が実施した日本薬剤師会、日本チェーンドラッグストア協会とのトップ鼎談で、藤井江美会長が見解を示したもの。今後、求めていく政策提言において、薬剤師の職域拡大を支える制度整備を求めていく考え。残薬削減、アドヒアランス向上、重複投薬の削減、適切な受診勧奨なども患者アウトカムへの薬剤師の貢献として挙げた。(聞き手=本紙編集長・菅原幸子)
【2026.09.14配信】日本薬剤師会はこのほど、公式SNSを相次いで開設した。今後、会員や一般の薬剤師から広く意見を募るような参加型の取り組みも試みたいとの考えを示した。