四国ブロック代表質問で、愛媛県所属の井上貴博氏が以下の通り質問した。
「日本眼科医会から零売についてクレームが出た。零売ルールの拡大解釈に厳しい対処をというものだった。零売については、今後、拡大するべき分野と考えるが、日薬の見解を伺いたい」(井上氏)
これに対し、日薬常務理事の岩月進氏は「まず最初に零売という言葉を使うのをやめませんか」提案した。「処方箋医薬品以外の医療用医薬品の販売」との表現が適切との考え。
その上で、現行制度の遵守状況には疑問を呈した。
「ほかの薬局から同種同薬効の医薬品を購入していないだとか、必要最小限の販売などが現行の制度にあるが、それが明確に守られているのかどうか疑わしい部分が散見される。また一般用医薬品の販売を考慮したにもかかわらず、という部分もあいまいになっている」(岩月氏)
今後については、「国民が医薬品にアクセスするための手段の一つではあるが、ルールを明確にした上で、厳格に適用していくことが求められる。関係者に確認しながら対応を進めていく」(岩月氏)と述べた。
【薬剤師会】“零売”ルールの厳格運用へ
【2022.03.05配信】日本薬剤師会(日薬)は3月5日、第99回臨時総会を開き、ブロック代表質問が行われた。この中で、零売に対する日薬の見解を聞く質問が出ると、執行部は「ルールの明確化と厳格な運用が必要」との考えを示し、関係者と対応を進めたいとの考えを示した。
最新の投稿
【厚労省_安川医薬安全対策課長】RMP活用経験のない薬局「35.0%」に違和感/R8改定で調剤管理料の要件
【2026.10.19配信】厚生労働省 医薬局 医薬安全対策課長の安川孝志氏は、RMP(医薬品リスク管理計画)を活用したことのない薬局が35.0%あるなどの調査結果に対し、活用が調剤報酬上「調剤管理料」の算定要件にもなっていることを踏まえ、疑問を呈した。10月17・18日に開かれた日本薬局学会「学術総会」シンポジウム10、「活用できていますか?最新の医薬品安全性情報 ~これからは『知っている情報』から『使う情報』へ。現況の壁を突破しよう~」で講演したもの。
【2026.10.16配信】厚生労働省は10月16日、改正薬機法のうち、処方箋なしでの医療用医薬品の販売などの省令案についてパブコメを開始した。
【日薬・NPhA・JACDS】3 団体共同の広告企画/薬剤師が提供する「3 つの安心」訴求
【2026.10.16配信】日本薬剤師会(日薬)、日本保険薬局協会(NPhA)、日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の薬局関連3団体は10月16日、共同広告を実施すると公表した。昨年度に続き、薬剤師の専門性や役割について訴求する内容。
【2026.10.15配信】厚生労働省は10月15日までに「令和8年度 地域における医薬品提供体制等の構築・強化に係るモデル事業」の実施要項を公表した。申し込みは令和8年10月13日(火)から開始しており、締め切りは10月30日(金)まで。
【2026.10.14配信】日本薬剤師会(日薬)会長の岩月進氏は10月14日に開かれた定例会見で、日本保険薬局協会など薬局関連団体が中央社会保険医療協議会(中医協)へ委員参画を求める意見を公表したことに対してコメントした。