四国ブロック代表質問で、愛媛県所属の井上貴博氏が以下の通り質問した。
「日本眼科医会から零売についてクレームが出た。零売ルールの拡大解釈に厳しい対処をというものだった。零売については、今後、拡大するべき分野と考えるが、日薬の見解を伺いたい」(井上氏)
これに対し、日薬常務理事の岩月進氏は「まず最初に零売という言葉を使うのをやめませんか」提案した。「処方箋医薬品以外の医療用医薬品の販売」との表現が適切との考え。
その上で、現行制度の遵守状況には疑問を呈した。
「ほかの薬局から同種同薬効の医薬品を購入していないだとか、必要最小限の販売などが現行の制度にあるが、それが明確に守られているのかどうか疑わしい部分が散見される。また一般用医薬品の販売を考慮したにもかかわらず、という部分もあいまいになっている」(岩月氏)
今後については、「国民が医薬品にアクセスするための手段の一つではあるが、ルールを明確にした上で、厳格に適用していくことが求められる。関係者に確認しながら対応を進めていく」(岩月氏)と述べた。
【薬剤師会】“零売”ルールの厳格運用へ
【2022.03.05配信】日本薬剤師会(日薬)は3月5日、第99回臨時総会を開き、ブロック代表質問が行われた。この中で、零売に対する日薬の見解を聞く質問が出ると、執行部は「ルールの明確化と厳格な運用が必要」との考えを示し、関係者と対応を進めたいとの考えを示した。
最新の投稿
【2026.06.27配信】日本薬剤師会は6月27日、定時総会を開いた。その中で総会の会員向けWEB視聴について、会員のニーズを踏まえ検討するとの考えを示した。
【2026.06,27配信】日本薬剤師会は6月27日に定時総会を開いた。この中で「OTC類似薬」をめぐる政策への見解を説明した。「OTC類似薬」をめぐっては今国会で改正健保法が成立。OTC薬に類似する医療用医薬品の薬剤費を念頭に一部保険外療養が創設された。
【日本薬剤師会】岩月会長演述「賃上げ・物価高騰に対応した適切な財源確保を引き続き要望」
【2026.06.27配信】日本薬剤師会は6月27日に定時総会を開催した。この中で岩月進会長が会長演述を行った。
【2026.06.26配信】広島市安佐地区で地域フォーミュラリ作成が始動した。院内フォーミュラリを基に三師会が協力、地域で作成していくのが特徴。6月25日には安佐医師会館にて、周知の目的も兼ねた「安佐地区地域フォーミュラリ講演会」を開催。登壇者からは広島市で始動する意義などが指摘された。診療報酬改定や国の意向も影響し、動きが活発化している。
【薬剤師のキャリア形成プログラム】懇談会新設へ、日病薬も参加・協力
【2026.06.24配信】薬剤師のキャリア形成プログラムを検討する懇談会が新設される見込みだ。厚労省幹部が講演の中で明らかにしていたほか、日本病院薬剤師会(日病薬)も参加、協力したい意向を示した。来月、7月にも第1回の場が設けられる見込み。