事務連絡について、10月1日の定例会見の場で報告した。
事務連絡は、「【至急】抗原検査キット(研究用)の取扱いについて」。
まず、厚労省からの承認済み医療用抗原検査キットの薬局販売を特例として認める事務連絡を紹介。厚労省の事務連絡について、「ドラッグストアで販売してきた研究用抗原検査キットについては、購入希望者が承認済みキットと混同しないよう、診断目 的と誤認することがないようにと、特段の注意を促す内容が記載されております」と説明。
JACDSとしては、「会員企業の販売自主性を重んじ、より柔軟な販売環境の確保を念頭に置き活動している」と前提を説明すると同時に、「しかしながら生活者に対して事実誤認を起こす可能性のある商品の取り扱いや販売については、信頼を担保する相応の体制が必要であり、未整備状態での販売に ついては、決して容認するものではありません」と注意喚起した。
加えて、「承認済み抗原検査キットの販売が実現した現在、ドラッグストアで取り扱う医療用と研 究用との違いについては、生活者が混同することのない説明と販売体制が求められており、 重要な問題と認識しております。この体制が整わない企業、店舗では、研究用抗原検査キッ トの販売は中止すべきと判断しております」とした。
会員企業各店舗での研究用抗原検査キットの取り扱い、販売状況に関しては、以下の点について再度確認するよう求めている。
1.医療用抗原検査キットと混同しない、診断目的でない研究用とはっきりわかる POP の掲示内容
2.従業員から購入希望者への説明内容 3.仕入れ先に対する商品の性能評価内容
このような点で不十分な点があると確認された場合は、直ちに研究用キットの販売中止の検討を求めた。
JACDSとしては、「期待され成長を続けている我々ドラッグストアは、コロナ禍のいまだからこそ原点に立ち返り、生活者に信頼いただける店づくりを進めて行きたいと考えております」とメッセージを送っている。
【ドラッグストア協会】コロナ抗原検査キット「診断目的と誤認する研究用の販売は中止を」/事務連絡
【2021.10.01配信】日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は9月29日に、会員各社に事務連絡を発出し、診断目的と誤認するような研究用抗原検査キットの販売に関して中止するよう求めた。
最新の投稿
【スギ薬局】認知症の“未病”の見える化事業/神奈川県等と基本合意
【2026.08.12配信】スギホールディングス連結子会社の株式会社スギ薬局(本社:愛知県大府市、代表取締役社長:杉浦 克典氏)は8月12日、ノックオンザドア株式会社とともに、神奈川県と「認知症未病改善データプラットフォーム等に関する基本合意」を締結した。
【日本保険薬局協会】調剤報酬改定影響調査/在総加算2が算定率22.1%→3.3%へ急激
【2026.08.06配信】日本保険薬局協会は8月6日に定例会見を開き、「令和8年度調剤報酬改定に係る保険薬局への影響」の調査結果を公表した。在宅分野では、在宅薬学総合体制加算2の算定率が22.1%から3.3%へ大きく低下した。
【日本保険薬局協会】穿刺血を用いる検査薬のOTC化等で要望書
【2026.08.06配信】日本保険薬局協会は8月6日に定例会見を開き、「穿刺血を用いる検査薬のOTC化等に関する要望書」を厚生労働省 医薬局長宛に提出したことを説明した。
【薬局倒産】株式会社浅川薬品(長野市)/事業停止、自己破産申請へ
【2026.08.06配信】帝国データバンク長野支店によると、株式会社浅川薬品(長野市)は7月31日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。
【OTC類似薬】鎮痛消炎外用薬、慢性かつ重度の変形性膝関節症などの負担増に経過措置
【2026.08.05配信】厚生労働省は8月5日、「第4回OTC類似薬の保険給付の見直しの実施に向けた技術的検討会」を開催。「中間とりまとめ(案)」を提示し了承した。今後、社会保障審議会医療保険部会等に報告し、令和8年秋頃を目途に結論を得る予定。