【ドラッグストア協会】コロナ抗原検査キット「診断目的と誤認する研究用の販売は中止を」/事務連絡

【ドラッグストア協会】コロナ抗原検査キット「診断目的と誤認する研究用の販売は中止を」/事務連絡

【2021.10.01配信】日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は9月29日に、会員各社に事務連絡を発出し、診断目的と誤認するような研究用抗原検査キットの販売に関して中止するよう求めた。


 事務連絡について、10月1日の定例会見の場で報告した。

 事務連絡は、「【至急】抗原検査キット(研究用)の取扱いについて」。
 まず、厚労省からの承認済み医療用抗原検査キットの薬局販売を特例として認める事務連絡を紹介。厚労省の事務連絡について、「ドラッグストアで販売してきた研究用抗原検査キットについては、購入希望者が承認済みキットと混同しないよう、診断目 的と誤認することがないようにと、特段の注意を促す内容が記載されております」と説明。
 JACDSとしては、「会員企業の販売自主性を重んじ、より柔軟な販売環境の確保を念頭に置き活動している」と前提を説明すると同時に、「しかしながら生活者に対して事実誤認を起こす可能性のある商品の取り扱いや販売については、信頼を担保する相応の体制が必要であり、未整備状態での販売に ついては、決して容認するものではありません」と注意喚起した。

 加えて、「承認済み抗原検査キットの販売が実現した現在、ドラッグストアで取り扱う医療用と研 究用との違いについては、生活者が混同することのない説明と販売体制が求められており、 重要な問題と認識しております。この体制が整わない企業、店舗では、研究用抗原検査キッ トの販売は中止すべきと判断しております」とした。

 会員企業各店舗での研究用抗原検査キットの取り扱い、販売状況に関しては、以下の点について再度確認するよう求めている。
1.医療用抗原検査キットと混同しない、診断目的でない研究用とはっきりわかる POP の掲示内容
2.従業員から購入希望者への説明内容 3.仕入れ先に対する商品の性能評価内容

 このような点で不十分な点があると確認された場合は、直ちに研究用キットの販売中止の検討を求めた。

 JACDSとしては、「期待され成長を続けている我々ドラッグストアは、コロナ禍のいまだからこそ原点に立ち返り、生活者に信頼いただける店づくりを進めて行きたいと考えております」とメッセージを送っている。

この記事のライター

最新の投稿


【秋田県八郎潟町の町長選挙】薬剤師の佐藤友紀氏が勝利

【2026.06.28配信】6月28日、病気療養中の前町長の失職に伴う秋田県八郎潟町の町長選挙の投開票が行われ、薬剤師の佐藤友紀氏が当選した。


【日本薬剤師会】新執行部が会見

【日本薬剤師会】新執行部が会見

【2026.06.28配信】日本薬剤師会は6月28日の定時総会で新執行部を決定。総会終了後に新執行部による会見を行った。


【日本薬剤師会】新理事を全員承認

【日本薬剤師会】新理事を全員承認

【2026.06.28配信】日本薬剤師会は6月28日、定時総会を開き、理事候補者を全員承認した。


【日薬】総会の会員向けWEB視聴を検討/会員のニーズ踏まえ

【日薬】総会の会員向けWEB視聴を検討/会員のニーズ踏まえ

【2026.06.27配信】日本薬剤師会は6月27日、定時総会を開いた。その中で総会の会員向けWEB視聴について、会員のニーズを踏まえ検討するとの考えを示した。


【日本薬剤師会】「OTC類似薬」への見解説明

【日本薬剤師会】「OTC類似薬」への見解説明

【2026.06,27配信】日本薬剤師会は6月27日に定時総会を開いた。この中で「OTC類似薬」をめぐる政策への見解を説明した。「OTC類似薬」をめぐっては今国会で改正健保法が成立。OTC薬に類似する医療用医薬品の薬剤費を念頭に一部保険外療養が創設された。