トモズは、高品質乳幼児フードブランド「the kindest」を D2C 事業中心に展開する株式会社 MiLと提携し、ドラッグストアとしてはじめて一部店舗にて取り扱い開始する。
トモズでは、多数の管理栄養士が在籍し、店頭でお客様の栄養相談を行っている。しかし、ドラッグストアにおいては薬剤師や登録販売者と比べて管理栄養士の認知は進んでいないのが現状。
一方、MiL は、2019 年 4 月の「the kindest」の販売開始以降、インターネットでの D2C モデルを中心に 50万食以上の販売実績を積み、Instagramのフォロワー数も 14,000 人を突破、子育て世代に高い評価を得てきたが、「実際の商品を手に取って見てみたい」との多数の要望に対し、小売店舗での商品展開を模索していた。
今回、「the kindest」の素材も栄養価にもとことんこだわった安心・安全で高品質なベビーフードの展開とともに、トモズの管理栄養士の相談機能を掛け合わせることで、子供の成長の礎となる栄養管理に関心の高い子育て世代に対し、ともに付加価値を提供できると考え、提携に至ったとしている。
MiL 代表の杉岡侑也氏は、今回の提携に関して、次のようにコメントしている。
“この度、首都圏中心で展開するドラッグストアチェーンのトモズ様と連携し、本当の意味での D2C モデルの確立に向けての一歩目をスタートすることとなりました。トモズ德廣英之社長の掲げる「医療の一端を担う小売業としてお客様の健康で豊かな生活に役立つ、かかりつけ薬局を目指す」という素晴らしい理念のもと、医療の専門家を抱えるトモズ社、デジタルでお客様と繋がりコミュニケーションをとることに強みのある当社とが連携し、オンライン、オフライン問わず、様々な接点をフル活用し、乳幼児のお子様を持つパパママに役立てるサービスや、商品の開発に望む事で、ヘルス
ケア社会に貢献することを目指して参ります”
「the kindest(カインデスト)」は子育て世代に、心と体に“ほんとうにやさしいもの”を届ける
ことを掲げる乳幼児向けのフードブランド。商品開発に若松愼一郎氏(元・3 つ星レストランで修業、有名高級店での料理長を歴任、フランス首相にもその料理の腕を振るった)を開発責任者として迎え、管理栄養士と小児科医監修のもと、「栄養×安全×美味しい」をコンセプトとしたベビーフードを展開している。厳選されたオーガニック野菜を用い、不要な添加物は最大限不使用とし、安心して利用できる商品を提供することで、「つくること」そのものの時間よりも、一緒にいる子どもと向き合うことに時間を充ててほしい、を理念としている。
https://the-kindest.com/
トモズでの取り扱い開始日は2021 年 1 月 22 日(金)。
取り扱い店舗は、トモズ晴海トリトン店、トモズ麻布十番店、トモズ西新宿五丁目店、トモズ水天宮前店、トモズ中目黒店。
順次拡大予定。
取り扱い商品は、カツオの竜田揚げみぞれかけ 753 円(税込)、9 カ月~ つくねの野菜あんかけ 699 円(税込)、農夫風ポタージュ 753 円(税込)<ここまで離乳食後期>、ハンバーグと野菜のとまと煮込み 753 円(税込)、11 カ月~ アジのつみれ煮 753 円(税込)、ボルシチ 753 円(税込)<ここまで離乳食完了期>、さつまいもピューレ 753 円(税込)、にんじんピューレ 648 円(税込)、あかびーつのピューレ 753 円(税込)<ここまでピューレ>
株式会社 MiLは「食×ヘルスケア」を軸に、ヘルシーでエシカルな世界の実現を目指すスタートアップ。シェフや小児科医などのプロフェッショナルたちとチームを組み、実証データに基づいた商品・サービスの開発を行う、D2C ベビー・子ども向けブランド『the kindest(カインデスト)』を展開している。「自分らしい人生を食から実現する」をミッションに掲げ、世界中で注目を集めている SDGs とエシカルへの取り組み、日本が築き上げてきた食文化やクラフトマンシップを大事にしながら、世界を代表する食品ブランドを目指している。

【新導入】トモズ、高品質乳幼児フード「the kindest」取扱い。トモズの管理栄養士の相談機能を掛け合わせ
【2021.02.02配信】トモズは高品質乳幼児フードブランド「the kindest」をトモズ一部店舗で取り扱いを開始する。トモズの管理栄養士の相談機能を掛け合わせで、付加価値を提供したい考え。
関連する投稿
【トモズ】 プライバシーに配慮した投薬カウンターの「薬局トモズ東伏見店」(東京都西東京市)オープン
【2023.07.03配信】トモズは7月1日、「薬局トモズ東伏見店」(東京都西東京市)をオープンした。 プライバシーに配慮した投薬カウンターなどが特長。
【2023.03.31配信】トモズは、2023年4月1日付で德廣英之氏の後任として、代表取締役社長に角谷真司氏が就任することを内定したと公表した。
【トモズのリニューアル店】くつろげるテーブル配置の調剤待合室/「薬局トモズ 成城コルティ店 」(東京都世田谷区成城)
【2023.02.02配信】トモズは1月30日、「薬局トモズ 成城コルティ店 」(東京都世田谷区成城)をリニューアルオープンした。薬局を同施設内の3階に移転し、落ち着いた雰囲気の広々とした待合スペースを設置。「ゆったり過ごせる」空間に配慮した。要指導・第一類医薬品・抗原検査キットを販売するほか、血圧計、野菜の摂取目安量を簡単にチェックできる機器「ベジチェック」などを設置し、“処方せんを持っていなくても”住民が立ち寄りやすく、相談しやすい薬局を目指したとする。
【2022.07.01配信】トモズは6月30日、役員人事を決定し公表した。
【トモズ】待合室広く視認性向上/「トモズ西荻窪店 調剤薬局」リニューアル(東京都杉並区)
【2022.05.10配信】トモズは5月6日に、「トモズ西荻窪店 調剤薬局」をリニューアルした。同店は、これまで小さな路地に面した小ぶりの調剤薬局だったが、駅前の路面にまでエリアを広げたため、駅からの視認性が高く、広々とした待合スペースとなった。
最新の投稿
【2025.06.26配信】株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋氏)の連結子会社である医療AIカンパニー、株式会社MG-DX(本社:東京都渋谷区、代表取締役:堂前紀郎、以下「当社」)は、薬局特化型の接客AIエージェント「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」において、OTC医薬品の遠隔販売に特化した新たなシナリオを構築したと公表した。
【薬学生】薬局就職者、奨学金利用率は平均上回る39.7%/日病薬
【2025.06.25配信】日本病院薬剤師会は6月25日に定例会見を開き、薬学生の4・5・6年生を対象した調査を行った。その結果、奨学金を利用している学生は33.8%。就職活動終了者921人のうち奨学金の活用者は320人(34.7%)だった。うち、保険薬局への就職者では奨学金の利用率は39.7%で平均を上回っていた。
【2025.06.23配信】クオール薬局等の保険薬局を運営するクオールホールディングス株式会社(東京都港区、代表取締役社長:中村 敬氏、以下クオール)と、KDDI株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長CEO:松田浩路氏、以下KDDI)はローソン店舗にてオンライン服薬指導が受けられる新たなサービスを開始すると公表した。
【2025.06.20配信】日本薬剤師会は6月20日、「経済財政運営と改革の基本方針 2025」及び「規制改革実施計画」等の閣議決定を受けて、見解を公表した。
【日本薬剤師会】「応需義務」の解釈明確化を厚労省に要望へ/カスハラ調査結果受け
【2025.06.19配信】日本薬剤師会(日薬)は6月19日に定例会見を開き、「薬局業務におけるカスタマーハラスメント発生時の対応事例に係るアンケート調査」の結果を説明した。この結果を受け、日薬では応需を拒否することの正当な範囲の明確化を厚労省に求めていく考え。医師においては令和元年に関連の医政局長通知が出ている。薬剤師に関してもそれらにならった形での通知等の発出が想定される。