今回公表した通期の連結業績予想数値(2020 年 5 月 16 日~2021 年 5 月 15 日)は、売上高850億円(前回公表値との差±0)、営業利益5億円(同+150.0%%)、経常利益5億円(同+150.0%)、純利益4億円(同+300.0%)。
新規出店の抑制や ESLP を中心とした販促全体の見直し、人件費を含むその他経費の削減により、営業利益、経常利益、及び親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見込みとなったとしている。
一方、売上高については、新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響が「ドラッグストアフォーマットにおいては限定的であると考える一方、インバウンドフォーマットにおいては、その影響が当事業年度を通じ継続するものの、下半期から一部回復する」と仮定した前提条件に基づき算出していた。当第 2 四半期累計期間におけるドラッグストアフォーマットの売上高は、マスクや消毒液など衛生関連用品の需要急増や、巣ごもり消費の拡大による食品、日用品の需要増加などにより前年同期を上回る結果となった。他方、訪日外客数の足元の状況を踏まえ、インバウンドフォーマットの売上高の低迷は当事業年度を通じ継続するものと計画を見直した。これらの結果、売上高は前回予想と同水準となる見込みという。

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