【東京都薬剤師会】「薬局の大規模化」提唱に疑問/髙橋会長

【東京都薬剤師会】「薬局の大規模化」提唱に疑問/髙橋会長

【2026.05.08配信】東京都薬剤師会は5月8日、定例会見を開いた。


「地方行政や医療関係団体と連携して災害対応などしている薬局ある」髙橋会長

 会見の中で、東京都薬剤師会(都薬)会長の髙橋正夫氏は、財務省などが提唱している薬局の大規模化・集約化について疑問を呈した。

 髙橋会長は、都薬会員の薬局には小さな規模の薬局も少なくないとする一方、東京都などの行政や地域の医師会などの医療関係団体と連携して災害対応などで貢献している薬局もあると説明。

 「東京都の中にも小さな薬局であっても大事な薬局があるという認識は持っていただいている」(髙橋会長)。「しっかりやっているということが見えているのであれば」とし、規模が小さいことだけで評価ができないとの見方を示した。

 「具体的に小規模薬局であれば何が効率化されておらず医療費が食われている、なども見えない中で言われるのは、やはり暴挙」(髙橋会長)と語った。

 地域連携で貢献している薬局の中に、いわゆる門前薬局と言われる環境の中に存在しているケースもあるとして「一律にスパッと切り捨てることはできない」とした。

 「集約という言葉に、自分が対象になりそうな薬局の気持ちも考えると残念に思っている。守れるかはわからないが寄り添った対応をしていきたい。生き残っていくことを考えながら、何かヒントを掴んでいただいて提案をしていく。努力をしていかないといけない」 (髙橋会長)と語った。

この記事のライター

最新の投稿


【厚労省】調剤ベースアップ評価料、賃上げの適切な実施を調査/中医協「入院・外来医療等の調査」

【厚労省】調剤ベースアップ評価料、賃上げの適切な実施を調査/中医協「入院・外来医療等の調査」

【2026.05.14配信】厚生労働省は5月14日、中央社会保険医療協議会を開いた。診療報酬調査専門組織「入院・外来医療等の調査・評価分科会」で、令和8年度・9年度における入院・外来医療等の調査について議論した。


【薬剤師・藤田洋司衆院議員】「全ての薬局で国民守っている」/国会質疑

【薬剤師・藤田洋司衆院議員】「全ての薬局で国民守っている」/国会質疑

【2026.05.13配信】2026年の衆院選で初当選した薬剤師の藤田洋司議員(京都2区)が、5月13日の衆議院厚生労働員会で初国会質疑に立った。財務省から薬局の総量コントロールの検討等が提案されていることを念頭に、形態や規模にかかわらず「全ての薬局で国民守っている」と主張し、現場の実態を踏まえた政策を求めた。


【サツドラ】登録販売者研修の不適切運用で謝罪/21名が別人で受講

【サツドラ】登録販売者研修の不適切運用で謝罪/21名が別人で受講

【2026.05.12配信】株式会社サッポロドラッグストアー(代表取締役社長CEO 富山浩樹氏)は5月12日、「登録販売者継続的研修に関する不適切運用についてのお詫びとご報告」を公表した。


【厚労省】「調剤ベースアップ評価料届出様式の書き方」公表

【厚労省】「調剤ベースアップ評価料届出様式の書き方」公表

【2026.05.12配信】厚生労働省は5月8日、令和8年度調剤報酬改定で新設された「調剤ベースアップ評価料」について、「様式の作成方法(わかりやすい説明資料)」などを公表。動画も用意している。【資料】https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001698609.pdf 【動画】https://www.youtube.com/watch?v=YvbsuxTpYfo


【調剤報酬改定_疑義解釈】小児向けアドレナリン点鼻液、一度に2瓶まで調剤可能

【調剤報酬改定_疑義解釈】小児向けアドレナリン点鼻液、一度に2瓶まで調剤可能

【2026.05.12配信】厚生労働省は5月8日に令和8年度調剤報酬改定の「疑義解釈資料の送付について(その5)」を発出した。


ランキング


>>総合人気ランキング