「化粧品学」を開講し、皮膚科学の基礎から専門知識をはじめ、化粧品の種類や使い方、薬事関係まで包括的・体系的に講義する。また、講義内容により化粧品に精通した講師や研究員を招き、最新の製品開発手法など実践的な知識も学ぶことで、美容科学と薬学の両分野の知見を融合させた新たな価値創造の可能性を探究するとしている。
さらに「化粧品学」の講義では、日本化粧品検定1級及び2級に必要な知識を修得することができ、将来のキャリア選択の手がかりを得ることができる。
東京理科大学と桃谷順天館は、連携講座を通じて研究・教育の充実を図り、産業転換期における複雑な課題に対応できる高度な分析力と創造性を兼ね備えた次世代専門人材の育成を目指すとしている。
【社会連携講座の概要】
・講座名称:化粧品学講座
・設置部局:東京理科大学 薬学部
・設置期間:2025年4月1日~2030年3月31日
・研究目的:
化粧品の美と健康に関する教育および研究活動を行う講座の設置により、化粧品を包括的・体系的に学べる新規科目と化粧品に関する研究を通して、化粧品分野の人材育成とともに、化粧品の新たな価値創出に寄与する。
・担当教員:真野 泰成(東京理科大学薬学部教授)
・共同研究員:瓜野 松雄(株式会社桃谷順天館執行役員・株式会社明色化粧品 常務取締役)
【「化粧品学」の講義内容一例】
皮膚の構造・仕組みと動き/化粧品使用の基礎知識/肌悩みに対する化粧品の使い方(現役研究員等が講義)/化粧品の研究開発・製造(現役研究員等が講義)/各種化粧品の種類と役割/香りについて(調香師等が講義)/化粧品に関わる法規制や安全性について(現役専門社員等が講義)等
【東京理科大学】社会連携講座「化粧品学講座」を設置
【2025.04.03配信】東京理科大学(学長:石川 正俊氏)は3月231日、株式会社桃谷順天館(代表取締役社長:桃谷 誠一郎氏)との共同により、2025年4月から東京理科大学薬学部において化粧品に関する包括的・体系的教育および美と健康の研究活動を行う社会連携講座「化粧品学講座」を設置すると公表した。
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【2025.12.19配信】自民党と日本維新の会がまとめた税制大綱が公表された。セルフメディケーション税制について期限延長と対象の変更等を記載。薬局製造販売医薬品についても、税制の対象となる一般用医薬品等と同じ成分を有効成分として含有するものを対象に加える。
日本初のOTC緊急避妊薬「ノルレボ」新発売/第一三共ヘルスケア
【2025.12.18配信】 第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区、社長:内田高広氏)は12月18日、日本初となるOTC緊急避妊薬「ノルレボ」(要指導医薬品)を2026年2月2日(月)に発売すると公表した。価格(メーカー希望小売価格)は1錠 6800円(税込み 7480円)。
【厚労省】長期収載品の選定療養「患者負担2分の1以上」提案/中医協
【2025.12.17配信】厚生労働省は12月17日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開き、長期収載品の選定療養についてを議題とし、「患者負担2分の1以上」を提案した。
【保険薬局協会】地域加算「基本料1」と「それ以外」で点数・実績要件統一を/次期改定要望
【2025.12.11配信】日本保険薬局協会は12月11日に定例会見を開き、会長の三木田慎也氏が次期調剤報酬改定の要望事項を説明した。調剤基本料に紐づいて区分のある地域支援体制加算について、「基本料1」と「それ以外」での要件や点数を統一することを求めた。
【病院薬剤師会】診療報酬改定議論「期待」/転所時評価などの要望反映で
【2025,12.10配信】日本病院薬剤師会(日病薬)は12月10日に定例会見を開き、厚労省中医協で議論の進んでいる次期診療報酬改定について、期待できるとの見方を示した。日病薬が要望事項に挙げていた転所時の情報共有への評価などが俎上にのっていることなどを評価した。