【東京都薬務課】知事指定薬物の新規指定を報告/折り紙に包んだ形態も

【東京都薬務課】知事指定薬物の新規指定を報告/折り紙に包んだ形態も

【2024.11.27配信】東京都薬務課は11月27日、定例会見を開き、11月6日にプレス発表している知事指定薬物の新規指定を報告した。


 知事指定薬物の新規指定は以下の4成分。今回、新たに指定した4薬物は、いずれも興奮、陶酔又は幻覚作用等を有するもの。なお、4成分はすでに厚労省でも危険ドラッグに含まれる物質として新たに「指定薬物」として指定する省令を公布し、令和6年11月16日に施行している。

 今回、折り紙に包んだ形態のものあった。
 下記ホームページで、現品写真なども確認できる。
 万が一、薬局などで相談があった場合は、保健所や薬務課への相談も可能だ。
 実際に、薬務課の問い合わせ番号にも困っている事例などについて問い合わせが入ることもあるという。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/11/06/02.html


(1)N,N-ジエチル-2-{2-[(4-フルオロフェニル)メチル]-5-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル}エタン-1-アミン及びその塩類
【通称名】Flunitazene、Fluonitazene
(2)N,N-ジエチル-2-{2-[(4-メトキシフェニル)メチル]-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル}エタン-1-アミン及びその塩類
【通称名】Metodesnitazene、Metazene
(3)1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イル)-4-メチル-2-(ピロリジン-1-イル)ペンタン-1-オン及びその塩類
【通称名】MD-PiHP、MD-PHiP
(4)N-(1-アミノ-3,3-ジメチル-1-オキソブタン-2-イル)-5-ブロモ-1-ペンチル-1H-インダゾール-3-カルボキシアミド及びその塩類
【通称名】ADB―5’Br―PINACA

この記事のライター

最新の投稿


【薬機法改正】「指定濫用防止医薬品」にデキストロメトルファンとジフェンヒドラミン/調査会方針

【薬機法改正】「指定濫用防止医薬品」にデキストロメトルファンとジフェンヒドラミン/調査会方針

【2025.11.11配信】厚生労働省は11月11日、「令和7年度第8回薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」を開き、改正薬機法に定めた「指定濫用防止医薬品」としてデキストロメトルファンとジフェンヒドラミンを指定する方針を了承した。


【薬団連】OTC類似薬についてシンポジウム開催

【薬団連】OTC類似薬についてシンポジウム開催

【2025.11.09配信】薬局団体連絡協議会(薬団連)は11月9日に「第7回シンポジウム」を開き、「OTC類似薬」をテーマに取り上げた。参画団体共通の声明については今後の課題として、今回は策定・公表はしていない。


【東京都薬剤師会】市販緊急避妊薬の「産婦人科医等との連携リスト」関与の方針

【東京都薬剤師会】市販緊急避妊薬の「産婦人科医等との連携リスト」関与の方針

【2025.11.07配信】東京都薬剤師会(都薬)は11月7日に定例会見を開いた。その中で、市販化の見通しとなった緊急避妊薬の販売条件となる「産婦人科医等との連携体制」のリストについて、都薬としても関与していく方針を示した。


【東京都薬剤師会】改定議論、「大手に誤解進むのは怖い」/髙橋正夫会長

【東京都薬剤師会】改定議論、「大手に誤解進むのは怖い」/髙橋正夫会長

【2025.11.07配信】東京都薬剤師会は11月7日に定例会見を開いた。この中で髙橋正夫会長は、調剤報酬改定の議論に触れ、「大手の方々に誤解進むのは怖い」と話した。


【日本薬剤師会】財政審の改革提言に反論、「薬局増えても調剤報酬増えない」

【日本薬剤師会】財政審の改革提言に反論、「薬局増えても調剤報酬増えない」

【2025.11.05配信】日本薬剤師会は11月5日に会見を開いた。この中で、同日公表された財政制度等審議会(財政審)財政制度分科会の提言に対し反論した。


ランキング


>>総合人気ランキング