「初の試み」として、大会終了後に「アーカイブ配信」することを公表。登録者すべてが、事後に特別講演や分科会を視聴できる。大会期間中はそれぞれが同時進行するため「聞き逃し」も多く、こうした参加者の希望に応える。
また、「若い世代」の大会参加も志向。SNSによる事前の情報発信とともに、プログラムにも若手を対象とした企画を盛り込んだ。斉藤祐次会長は目標の半数程度、4900人に留まっている事前登録数を憂慮、〝ギリギリ採算ベース〟となる目標1万人の参加を熱望している。
「若い世代」を対象としたのは、県薬企画の「若手薬剤師が考える『彩』ある職能の可能性」。県薬青年部が座長を担い、基調講演にはキャリア10年の厚労省専門官が「目指してきた薬剤師ビジョンの現状」を話し、地域薬局やドラッグストア、病院薬剤師など「特徴ある事業に取り組んでいる」若手が「思いの丈」を語る。
さらに、薬学生シンポジウム「薬剤師の未来に彩を~災害医療から考える薬剤師のあり方~」も開催。災害に遭遇したとき、なにができるかを薬学生が考案したカードゲーム「避難所サバイバル」を使って、避難所における衛生問題や応急手当を学ぶ。薬剤師は災害関連死の防止に「役に立てるのか」をテーマに語り合う。
一方、分科会では今、もっとも懸念されている「後発医薬品の供給問題と安定供給に向けた対策」を取り上げる。厚労省、ジェネリック協会、卸、日薬の担当者が現状と展望、対応策、薬剤師の役割などを講演。未だ見えない「出口」を模索する。
分科会はこのほか、「今後の感染症対策にかかわる薬剤師の役割」や「チーム医療や地域医療の中で活躍する薬剤師」「医療DXが目指す未来と薬剤師の役割」「医療機器プログラム(SaMD)を用いた新たな取り組み」「処方提案に役立てる基礎薬学を活用した医薬品へのアプローチ」など、20演題が並ぶ。
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