【スズケングループ/コラボプレイス社】育薬貢献サービス開始/製薬企業と薬局現場の情報をつなぎ“新たな報酬化”支援も

【スズケングループ/コラボプレイス社】育薬貢献サービス開始/製薬企業と薬局現場の情報をつなぎ“新たな報酬化”支援も

【2024.05.07配信】スズケングループのコラボプレイス社はこのほど、製薬企業と薬局現場の情報をつなぐ新サービス「服薬マネジメント会員制サービス」を開始する。薬局がフォローアップ情報を提供したり、アンケート調査に回答することで、製薬企業からのリサーチ業務受託による報酬につながる可能性もある。コラボプレイス社は、スズケンがデジタル事業推進を目的に2022年3月に設立した事業会社。


 製薬企業にとっては、患者の薬物療法において、アドヒアランスやライフスタイルの問題などで医薬品本来の効能効果が得られず脱落するケースが問題の1つとなっている。新サービスでは、薬局・薬剤師の職能をサポートする各種ツール・コンテンツを提供することで、脱落防止のエビデンス構築を目指す。ツールの1つには、令和6年度調剤報酬改定項目でも注目されているRMP資材も含まれている。患者に処方されている薬剤に関連するRMP資材を自動的に紐付け、薬局のプリンターでの速やかな印刷をサポートする。

 情報のやりとり用にスマホも貸与する。1店舗当たり管理薬剤師に1台のスマホを貸与することを想定し、会員の月額利用料は自動印刷ツールと合わせて1店舗あたり5000円(税別)。当該のスマホは、業務上不要なアプリのダウンロードに規制がかけられていたり、セキュリティ管理上、Wi-Fi接続ができないようになっているなど、業務利用に適した仕様となっている。薬局に義務付けられている「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」では、従業員個人のスマホを業務に使用しないことになっている。今回のサービス利用は、この項目を満たすことにもつながる。

 製薬企業案件に関しては、スズケングループとして積極的に募集を進める方針。5月時点でも、がん領域の製薬企業など複数案件の実施が検討されており、当該の薬剤の患者のいる店舗などでリサーチ案件を依頼。協力店舗に対して規定の報酬が支払われる見込みだ。

 タイミングのよいコンテンツを活用した服薬指導やフォローアップによる脱落防止は、薬局の再来店率向上にもつながり、結果的にかかりつけ薬局化の支援にもなると同社では考えている。

新サービスのオンライン説明会を開催/セミナー「RMPの活かし方」も同時開催

<以下PR情報>
■コラボプレイス社では2024年5月22日 (水) 19:00~20:30、PECS1単位取得対応のセミナー「薬局におけるRMPの活かし方」を開催する(受講料無料、ZOOM開催)。
 セミナー後の20:30〜は、新サービス「服薬マネジメント」の説明を実施。20:30〜のみの参加も可能。 
 PECS取得希望の方はセミナー受講ののちの説明会聴講がおすすめ。薬局のマネジメントクラス、経営者の方はセミナー終了後(20:30~)の説明会のみの聴講がおすすめだ。
申し込みは下記まで
https://x.gd/BUJNv

■スズケンHPでの紹介は下記
スズケンHP>ニュース>2024.05.07お知らせ「【薬局向けオンラインセミナー】薬局におけるRMPの活かし方(5月22日開催)のご案内を掲載いたしました 」
https://www.suzuken.co.jp/

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