学術大会の開催報告をした常務理事の山田武志氏は、第58回京都大会について8439名の参加となり、盛況のうちに終了したと報告。併せて、オンデマンド配信でかつPECS付与を希望する申込者が1326人になったと報告。今回のオンデマンド配信でPECS対象とする新たな試みが成功したとの感触を示した。
WEB参加についてはコロナ禍最中だった第54回(福岡大会)の1万514人を筆頭に、近年では56回1527人、57回1141人と右肩下がりになっていたが、今回は増加に転じた。背景には接触制限の緩和や通常に戻ってきたこともあるが、オンデマンド配信という仕組みも好評だったといえる。
こうした好評を受けて、オンデマンド配信の申し込みを下記の通り、新たに募集することとした。
■オンデマンド配信期間:11月18日(火)~12月17日(水)
■ オンデマンド配信参加登録期間:10月27日(月)午後~12月10日(水)を予定
■オンデマンド配信参加登録費:
一般:15,000円
学生:1,000円
※通常・当日参加登録費と同様
■オンデマンド配信申込方法:大会HPより案内の予定。
■配信コンテンツ:
特別記念講演、特別企画 1(2番目の演題のみ)、特別企画2、特別講演2~4、特別談、会長講演、分科会1~18
■日本薬剤師研修センターの単位付与:
5プログラム(120分✕5)等の視聴で6単位。ただし、現地にて単位を取得したものには発行しない。
また、単位発行作業は令和8年1月中に完了を目途とし、遡及的に12日17日(水)付けでの単位が付与される見込み。
山田常務理事は、業界誌等の報道を目にして改めて聴講したいという思う人も多いのではないかとし、そういった希望に応えたい考え。
【日本薬剤師会】京都学術大会のオンデマンド配信を追加募集/PECS付与対象
【2025.10.22配信】日本薬剤師会(日薬)は10月22日に定例会見を開き、先ごろ終了した日薬学術大会の「京都大会」のオンデマンド配信を追加募集すると説明した。PECS付与対象となる。
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