【日本保険薬局協会】スイッチOTCの特定企業“先行販売”に苦言/「販売要件を満たす薬局が同じタイミングで販売できるよう」

【日本保険薬局協会】スイッチOTCの特定企業“先行販売”に苦言/「販売要件を満たす薬局が同じタイミングで販売できるよう」

【2026.07.09配信】日本保険薬局協会は7月9日、定例会見を開き、冒頭の会長挨拶で藤井江美氏は、スイッチOTCの販売について特定の企業に対して先行販売をしている実態に苦言を呈した。「販売要件を満たす薬局が同じタイミングで販売できるよう要望していく」と話した。


 藤井会長は特定企業において先行販売しているスイッチOTCを名指ししなかったが、エスエス製薬は2026年7月31日にスイッチOTCであるED用市販薬「シアリス」(要指導医薬品)を先行発売すると公表している。
 2026年7月31日に先行発売するとし、全国発売は2026年8月31日にするとしていた。
 先行発売企業はイオングループ(一部対象企業)、ツルハホールディングス、ウエルシアホールディングスとしている。

 藤井会長はこうした状況に対して、「一部先行販売というような流れが常態化していく」ということに懸念を示し、「患者様のことを考える」と、望ましくないとの認識を示した。
 「販売要件を満たす薬局が同じタイミングで販売できるよう、同等の情報提供、卸からの流通を通じた取り扱い機会を得られるということが重要」(藤井会長)とした。

 今後の対応としては、企業からの説明を求め、協会の要望を伝える予定とする。

 藤井会長は「背景などの妥当性」について事前に共有できれば会員企業にも説明はできるとの考え。 「まずは要望を行いたい」(藤井会長)とした。

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