演題は、「日本の薬剤師の現在を語る~国際的な視点で~(仮題)」。
講師は、山本信夫氏(前日本薬剤師会会長・元国際薬剤師・薬学連合(FIP)副会長)。
研究会では、日本の薬剤師は、高齢社会に対応する中で役割が拡大しつつあるものの、医師主導の医療体制や免許制度の違いから、欧米と比較して裁量が限られているのが現状とし、とはいえ、超高齢化や医療の高度化が進むこれからの日本において、患者に寄り添う医療の担い手として、薬剤師の専門性が国際的に評価される可能性を秘めていると指摘。
今回、長年にわたり国際薬剤師薬学連合(FIP)やアジア薬剤師会連合(FAPA)の中心メンバーとして貢献してきた前日本薬剤師会会長の山本信夫先生を招き、特別講演会を開催することとしたとする。
本講演では歴史的な薬剤師職能の変遷や、社会・医療環境の変化を辿りながら、国際比較を通じて「日本の薬剤師は今どのような立ち位置にいるのか、どこへ向かっていくのか」などを紐解いていきたい考え。患者本位の医療を支える専門職として、国際的な視点から現在の薬剤師業務を客観的に見つめなおす機会を共有したいとしている。なお、山本氏は無報酬での登壇という。
開催概要は以下の通り。
日時:2026年2月11日(水・祝)14:00~16:00
会場:東京都中小企業会館講堂(東京都中央区銀座2-10-18)
参加費:次世代会員/一般共通で3,000円 学生1,000円
申し込みは下記まで。
https://forms.gle/5pXFDoPQZM8nH5DV7