会見で記者からいわゆる零売を規制する通知に関して訴訟が起きていることについて見解を求める質問が出ると、日薬会長の岩月進氏は、「訴訟の内容を詳細に分析した訳ではないが法律に書いていない通知に基づく行政対応について訴訟を起こされているようだ。この判断については裁判に委ねるしかない」と述べた。「訴訟を起こしたこと自体がけしからんとか、そういった感想は持っていない」と述べた。
一方、日薬の零売に対する見解は「訴訟あるなしで変わらない」とした。
通知については、「目の前で困っている患者さんに対してプロとしてどう対応するのか、わざわざ明記したものだと思っている」(岩月会長)との見方も示した。
また、岩月会長の地元である愛知県での事例を出し、「繰り返し大量に販売しており、これは通知の趣旨からは逸脱していると思わざるを得ない」とも述べた。
裁判を提起した当事者については、「愛知県では零売(に特化した薬局)をやめられたところもある。なぜ今回訴えられたのか詳細は分からないが、繰り返し販売できないから訴えたのか、、、詳細が分からないのでそれ以上コメントできない」とした。

【日本薬剤師会】“零売訴訟”にコメント
【2025.01.22配信】日本薬剤師会は1月22日に定例会見を開いた。この中で記者から、いわゆる“零売”に関する訴訟が起きていることへの見解を求める質問が出た。
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